絵や絵画の上達に必要な準備のコツ

どうも!Houichiです。絵を描いたり、絵を教えたりしています。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

準備が万全にできていれば大抵のことはなんとかなるのですが、これは絵の上達にももちろん当てはまります。

でも絵を描くときに必要な準備って何?と思うかもしれません。

またその人の経験や描きたいものがあるかどうかでも準備の仕方が変わってきますよね。。

そこで今回は準備の考え方について順番に解説していきたいと思います。

目次

何よりもまず描き始めることが大事な理由とは?
1資料集めの例
2画材道具の大切さ 
3絵を描く以外の時間の大切さ

何よりもまず描き始めることが大事な理由とは?

描きたいものがある場合、準備することは明確です。

まず描きたいものの画像や、実物を準備して、鉛筆や絵の具、筆などを使ったり、或いはペンタブレットを使って描き出しても構いません。。

つまり、まず描きたいものをすでにある画材を使って描き始めましょう!

理由としては、始めるということがすでに未来の上達のための準備になっているからなんですね。

まず描き始める、他の準備はその後で構いません。

そして描き始めた後は一度冷静になって、描いた感想や発見を文章に書き起こしてもいいでしょう。その後に3つの手順で絵を改善をしていきましょう。ここが絵の上達の鍵になってきます。

続いて描きたいものがなけど描いてみたい人についてですが、この場合は、描いても悪くないなぁと思うものを手当たり次第描いていくといいかと思います。

理由としては、実は描いていくうちに好みがわかってくるからなんですね。気軽にたくさんか描いてみましょう。

1資料集めの例

まず1つ目、

似た様な絵を描く画家や絵師の作品をひたすら見ましょう。気づいたことはノートに文字やスケッチなどでまとめましょう

その後で再び気づいたことを自分の絵に取り入れて描いてみましょう。

僕は一時期とにかく好きな画家の作品の光の印象や構成を習得したいと思った時期があって、ひたすらスケッチブックに白くの状態で明暗の構成に焦点を当てて模写していました。

まだ学生だった僕は一流の絵描きの構成力に感動して武者震いした気がします。。。

あるいはただビビっていたのか、、、

2画材道具の大切さ 

2つ目

今度はその画家や絵師がどんな画材や道具を使っているのかについて調べましょう。そうすることで、道具面でつまづくことがなくなります。

道具は見る力の次に大切です。道具を大切にしない人は上達し難いことが多いす

なぜなら道具がどんな状態でどんな使い心地なのかを気にせずに描いている様なものだから、

道具が使いにくい状態に気付かないとしても気にしないと言っているのと同じなんですね。

具体的な道具を選ぶときのコツとして、高価で質の良い道具や画材を買って、長く使うか、

安い道具や画材を質が保てる間だけサクッと短時間で使い捨てるか、の2つがおすすめです。

高い道具はとにかく使いやすいことが多いので一度やすい道具と比べてみてもいいと思います。

一方、安い道具はすぐに品質が劣化するので描きやすさと描きにくさを手軽に両方経験できるという点では便利です。

ある話を例にしていくと、僕が通っていた美術研究所の先輩がました。彼は安い道具も、とても上手に使いこなす達人でした。彼は水彩を描くことが得意だったのですが、

安い筆の一番使いやすい状態を熟知していて、買ってはすぐに捨て、また使っては捨てを繰り返し、まるで銃の玉や弓矢を補充するかの如く、ぽんぽん画材がコロコロ入れ替わっていましたね。。

使いこなせば、どの程度までは質を保って使えるのかがわかってくるので、知恵がついてお得でもあります。。

3絵を描く以外の時間の大切さ

3つ目

準備は絵を描かない全てのことが絵のための準備として意識すると、絵がすごい上達する。

特に絵を描く時間が限られている人に強くお伝えしたいことですね。

絵を描かない時も日常の全てで絵に役立ちそうな情報や画題を絵を描かない時間に見つけるつもりで生活を送ってみましょう。

自然や人の動きやふとした表情が絵になることがよくありますよね。。

これはスポーツに例えると分かりやすいと思います。

オリンピックは4年に一度です。運動選手はその一瞬に向けて4年間地味な練習をひたすら繰り返します。

まだピンとこないかもしれないなら、、、

プロの野球選手や短距離走の選手を例に挙げてみましょう。両分野のプロの練習時間は3時間から数時間程度と言われたりします。

だけど普通の人が同じ時間練習してもプロに勝てるかと言われるとそんなことありえないに等しいですよね。

なぜなら選手たちは休憩時間の捉え方が違うからなんですね。体を休めている間は決して意識をずっと休めているというわけではないんですね。常に何かしら競技のことや活かせること、改善方や関係することに意識を向けている時間を休みの時間にも取り入れているはずです。

もちろん全く競技について考えないリラックスの時間もリフレッシュには大事ですが、競技の時間の短さ、それ以外の時間の長さを考えれば、活かさない手はないですよね。。

これは絵を描く人にも全く当てはまります。絵を描く時間ももちろんですが、絵を描く以外の時間が絵の成長や上達を育ててくれるんですね。

これを習慣化できれば、効果は計り知れないほど感じられますよ、きっと。

まとめ

絵は準備が半分以上を占めます。あなたの経験を生かして、あなたにしか描けない絵を描ける様にしていきたいものですね。

最後までありがとうございます。楽しい1日をお過ごしください。

e-syuhari/

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