絵が上達しない人がやりがちな3つのこと、画家の経験を元に解説していきます!

どうも!Houichi です。絵を描いたり、絵を教えています。

美術や絵を愛している全ての人のために発信します。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

絵を描く人であれば、ほとんどの人が以前の自分よりも上達したいですよね。僕もそのうちの一人です。。でも伸びる時はいいんだけれども、あるところで急に伸び悩んだりするときもあると思うんですね。

でもこれは絵が上達しない人がやりがちないくつかの問題点が原因だったりします。僕も伸び悩んでいる時は正に、このループにハマってしまっていました。それはどんな問題なのかについて、これから話していきますね。/

目次
・自分の現状を受け入れない人
・ブランクが長い人
・ゼロからやり直しまくる人

・自分の現状をありのままに見ない人

この点に思い当たる節がある人はいませんか??

これはまさに昔の僕でした。。上手くなりたい、あるいは理想的な絵を描きたい、などと思っているにもかかわらず、人って描けない自分を無視したり、或いは現状で大丈夫と思い込み、自分のありのままの実力を見ようとしないんですね。。。これでは上達するはずもありません、、、

それは僕が受験生の時でした、、、試験練習にうまく対応できなかった時期がありまして、その時はやっぱり先生が言ってくれたことを素直に受け入れられなかったんです。自分の現状を教えてくれているにもかかわらず僕はそれを見直そうとしませんでしたね。

僕の方が正しいと思ったんですね。。確かに絵は自由に描くものですが、受験や方向が定まっている場合は、先生の意見や参考作品を一度噛み砕いて理解し、味見する必要があるんですね。その上で判断すればいいのです。

当時の僕はいわゆる食わず嫌いでしたね 笑

自分はうまくなることができると信じることと、自分の現状を無視して、良かれと思って間違った方向に進むことは似ているけれど、まったく別物です。

自分の絵の良い部分と問題があって改善できそうな部分を冷静に見極め、方向の修正しながらアクセルを踏むことで絵が上達していくんですね。/

・ブランクが長い人

何事も上達や成長したいのなら長いブランクはやっぱりリスクです。絵を描く人も避けられない理由がない限りは、できるだけなくしていきたいものですね。

なぜブランクが長いと絵の上達がしにくいのかと言えば、やっぱり感覚が鈍くなるんですね。僕がこのことを痛感したのはクロッキーという線描きの練習をした時でしたね。

手のクロッキー300枚特訓をしていたことがあって、初めはなかなか決めた時間でうまく描くことができなかったんですが、毎日描いているうちに150枚ぐらいかな、手が慣れてきて何枚か納得できる習作ができたんですね。

クロッキー特訓をやったおかげで、デッサンや画力ももちろん上達しました。でもそれ以降クロッキーを描いていなかったせいで、数週間ぶりにクロッキーしたら、また手が鈍っていたんですね (苦笑)

でも練習を再開すればまた戻ります。もちろん広い意味で絵の上達はもっと色々考えたりしないといけないですが、途切れない練習が大事だったりします。

上達したいのなら、毎日描くか、1週間に期間決めて、2日や3日連続で描くことが効果的です。同じ週3回でも、途切れて3回と続けて3回だとかなり差がつきますよ

・ゼロからやり直しまくる人

いつも描いては全消し、描いてはまたゼロからやり直す人っていますよね。僕は高校の部活の先輩や後輩で何人かそういう人がいました。。

もちろん素晴らしい作品を描いていた人達だっだのですが、ゼロからやり直しまくっている時はいい調子じゃなかったので、作品もいまいちだったのを覚えています。

正直僕はゼロからやり直すことは嫌いです。何回かゼロからやり直したこともあったんですが、まぁダメですね。まずモチベーションがやり直す前より下がるし、その状態で進めることになるわけです。良かった部分もまとめて消してまうことは喜べません。。

終いには先生に「またゼロから始めるん?」と言われる事態に。。。

これってせっかく登った階段をまた全部降りてまた登ることと一緒ですよね。これではいつまで経っても完成しませんし。臭いものにフタしてずっと逃げている状態です。

やっぱり描き進めながら、直したい部分だけちょっとずつ直していけばいいと思うんですね。

そうすることで絵の上達も加速していくでしょう。

・まとめ

ということで絵が上達しない人がやりがちなことの話でした。僕は今回話したことに気付いて、認めるようになるまでにもある程度時間がかかってしまったことなので、その時の気分や精神状態で受け入れられないこともあるかと思います。

毎日意識すれば無意識で気づけるようになっていくので意識して絵を描いてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございます。あなたの活動を応援しています。楽しい1日をお過ごしください。

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