どうも!Houichiです。絵を描いたり、絵を教えたりしています。
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今回はペイティングナイフの種類とその使い方について話していこうと思いますー。
この記事を読むことでペインティングナイフの使い方やコツ、効果などがわかり、油絵やアクリル画を描くのが楽しくなります。。
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目次
・ペイティングナイフとは?
・ペインティングナイフの使い方、カッコよさとは?
・ペイティングナイフ選びのポイント
・ペインティングナイフの手入れの仕方
・ペインティングナイフとは?
ペイティングナイフといえば変な形をした小さなヘラかナイフみたいなものですよね。。
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僕は中学校の時に部活で初めてこの珍具を使ったのですが、未熟な当時はナイフに不慣れで細かい作業にも向いていないと思ったし、「なんでこんな道具が存在するん!」と思っていたほどでした(苦笑)
このようなショックは水彩や細かい描写が好きな人にとっては共感できるのではないかと思います。。。
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簡単にいうとペインティングナイフは油絵の具などの絵具の特徴を活かす道具です。このナイフはおよそ18世紀の西洋で使われ始められたんです。
このナイフはヘラの特性を活かして厚塗りにも薄塗りにも対応できる、いわゆる万能道具とも言えるんですよね。
じゃあペイティングナイフの使い方とは、またその特徴を活かしたカッコよさは何なのか?見ていきましょう。
油絵の具の塗り方を解説します!https://houichiart.com
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・ペインティングナイフの使い方とカッコよさとは?
具体的には
絵具を画面上に塗り込んだり
厚く塗り上げたり
鋭い色面を作り出したり
さらには削ったり引っ掻いたりとナイフならではの質感を出すことができます。。
バリエーション
*点描
*面
*削り出し
*太めの線
*エッジを活かした線
*面の重なり
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ペインティングナイフのカッコよさとは絵具の盛り上がりの迫力はもちろんなんですが、やっぱりなんと言っても盛り上げと削り出しのエッジの効き具合なんですよね。
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これは筆や定規を使って引いても出せないナイフ独特の雰囲気がかもしだされるんですよね。。。
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ではナイフを使用して絵を描いた巨匠を例にして見てみましようー。
まず古典バロック時代ではレンブラント・ファンレイン
服の揺らぎまで感じてきそうですね。。。
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近代ではジャン・フォートリエ
ジャン・フォートリエ/ 引用元
この作品は顔を描いているのですが、ナイフの表情によって内面の感情や不穏な空気まで感じさせます。。
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最近では風景画家のジェレミー・マン
彼はナイフを駆使して絵を仕上げているんですが、とてもスタイリッシュで重厚なイメージを表現しています。。
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また引っ掻きの技法を駆使して髪の毛の表現も出来るんです
。https://matome.naver.jp/odai引用元
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やっぱりペインティングナイフはゴツゴツした質感のモチーフや、壁の表情、削り出しによる髪の毛の線のような表現をしたい時に生きてきますね。。。
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抽象表現なんかにも役立ちますしね。
僕は具象と抽象が混ざったような絵を描くのですが、抽象表現にはナイフをよく使いますね。。
作品の細部
これは僕の作品の細部ですが、このようにあえて混ざりきらない絵具の表情や削り出しを活かして触れられない何かを表現しようとしました。。。
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魅力的な油絵の質感を出せるようになるには?https://houichiart.com
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・ペイティングナイフ選びのポイント
基本的なチェックポイントは2つあります。
1 ブレード(刃部)から首の丸い部分までの一体の金属で作られていること
ペインティングナイフは絵具をキャンバス面に押しつけるときの強い力に耐えうるだけの強度な構造が必要なんですね。
この強度に関してやっぱりブレードと首部をくっつけなものよりも一本の金属から鋳造した方がナイフにかかる微妙なタッチの加減が伝わるんですよね。。
2 弾力が自然なこと
ナイフの取手を持ち、平らな面にブレードを当てて軽く押さえつけ、曲げてみると、ブレードが自然な曲線を描くのがベスト!
「く」の字のように極端に曲がってしまうナイフは大体安物で正確なタッチを伝えることが難しいので避けましょう。
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ホルベインのナイフは一本鋳造でできているのでお勧めです。
・ペインティングナイフの手入れの仕方
油絵の具でペインティングナイフを使う場合は使い終わったらすぐにナイフを布か紙ナプキンで拭くんですが、長く使っていると刃の部分が鋭くなり剃刀のようになってくるんですよね。
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僕も使い古して鋭くなった刃で手を切っちゃったことが何度か、、、(笑)
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鋭くなった刃砥ぎ石などを使って丸くしましょう!
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まとめ
ということで今回はペインティングの使い方についてでした。
最初はうまくコントロールできないことが多いですが、、そのコントロールできない部分から面白い形や表情が生まれ、絵を面白くしてくれることがたくさんあるんです!
是非色々工夫して使ってみてください!
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最後までお読みいただきありがとうございました。次の記事でお会いしましょう!楽しい1日をお過ごしください。
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