手を描くには関節を意識することが大切。初心者向けに画家が解説!デッサン編
油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

どうも!Houichiです。普段は予備校で絵を教えながら、絵を描いています。

手と言えば一番身近な絵のモチーフですよね。ところが真面目にちゃんと描くのなら、初心者にとってはかなり難易度の高いモチーフなんですよね、、、

手は顔の次に表情豊かなモチーフと言っても過言では無いし、それだけ情報が詰まっているんですね。

そこで今回は手を500枚以上描いた僕がその経験を活かしてわかりやすく解説していきます~。

動画解説もあるので最後まで読んでくださいね!

目次
手はまず関節を意識して見ること
初心者が手をデッサンするときは輪郭ではなくまず比率と位置関係で形を見ること
形が決まれば1回で完成の黒を乗せること
明、中、暗、反射の4段階の色を描き分け、それから10段階かき分けること
手の全体の動きを繋げて見ることで生き生きと描くことができる

手の描き方動画解説!

手はまず関節を意識して見ること

あまり手を描いたことがない人はやはり漠然と形が合わない、難しいと思うことが多いかと思いますが、実をいうと手を描くには見るべきポイントがあって、そこさえ意識できていればわりと描きやすくなるんですよね。

そのポイントというのが関節なんですね

関節を重点的に描くことで、手の輪郭を満遍なく目で追って描くよりも簡単に手らしくなるんですよね。

また関節の大きさや形に性別やその人固有の手の印象が現れてくるんです。

初心者が手をデッサンするときは輪郭ではなくまず比率と位置関係で形を見ること

デッサンの描き出だしは輪郭ではなく比率と位置関係で見ることが大切です。

出だし20分

そのようにみることで比較的に客観的な見方が身につくからなんですね。

先程、輪郭を満遍なく取るのではなく関節を意識して形を見ることで手らしく描けると言いましたが、これは客観的な形の見方や取り方に基づいてるんですよ。。

客観的な見方をすることでバランスよく手の全体を把握することができるんです。

この見方はデッサン全てに共通する見方の基本ですね。

ところが慣れない内に輪郭をなぞるように形を描いてしまうと、形が歪んだり指の長さと手の平がきちんと繋がっていなかったりといろいろ問題がでてきてしましやすいのですよ、、

良くない形の取り方の例

もちろん物を正確に写し取ることを目的とする場合に限るけども。。。

形が決まれば1回で完成の黒を乗せること

形が決まってから影を乗せ始めるときは一気に一番黒い影からのせちゃってください。

影の描き始め段階、一気に黒を決めることを意識

もう既に外形が大体描けている段階なので、ここで躊躇して薄く塗り重ねると進みが遅くなります。ときには最後まで黒色が乗せられないまま絵が仕上ってしまうこともあるんですよね。

僕は中3から美術予備校でデッサンを本格的に初めたのですが、これに気づくのに1年半掛かりました、、、

僕が通っていた予備校は当時、中学生だと高校受験しないクラスは受験生みたいに実践的な方法をあまり教えられずに、自分で考えるような指導方針だったので気づくのに時間がかかってしまったんです。

明、中、暗、反射の4段階の色を描き分け、それから10段階描き分けること

一番暗い影の黒を乗せることを意識すると同時に、手の立体感も出していきましょう。

ここで覚えいおいてほしいのは手を4段階の色の面に描き分けることですね。

黄、青、赤、黒の順に黒い影の面を振り分けています。

奥行きのある立体感を出すには最低限必要な色数だからです。

よく参考書では3面を三色塗り分けると立体を表現できると書かれていますが。イマイチ無機質というか奥行きが今ひとつ出ないんですよね、、、

3色と4色で面を塗り分けたときの立体感の違いは大きい

僕が出だしで四色があったほうが良いと言う理由は反射光の表現に必要だからなんです。反射光を描くことで、手をはじめ、モチーフの丸みをデッサンの序盤から表現ができるし、同じ面を塗るときにも奥を少し薄めの色にすることで奥行きを表すことができるんですよ。

次に4段階の色に描き分けたら、各面の間を更に2段階の面の色を描き分け10段階の色にすることで更に手の形が滑らかに見えるようになり、より自然な明暗が表現できるようになりますね。

8割の仕上がり、大体10段階の影の面を塗り分けた。

こうすることでデッサンが仕上がっていくのですが、ここで一番知ってほしいのは、人間の目のいい加減さなんですよ。。

というのも人間の目って10段階の色、つまりグラデーションが繋がると錯覚をおこして自然な明暗変化に見えてしまうんですよね。案外簡単に完成したように見せられるわけですねぇ。。

これを逆手にとって計画的にデッサンを描いてほしいですね。。

全体の動きを繋げて見ることで生き生きとした手を描こう

まとめとして言いたいのは手はどの部分を描くにしても動かすことができるモチーフであることを描くときも忘れないでほしいですね。やはり関節のつながりを流れで見てほしいと思います。

そうすることで生き生きとした手を描くことができるようになるはずです。是非試してください。

手の描き方動画解説!

手の完成画像は動画で見られるので是非!

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