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どうも!Houichiです。普段は美術予備校で絵を教えながら、空いた時間に絵を描いていますー。
今回は鉛筆デッサンでこれだけは揃えたい道具を厳選しました^ ^ デッサンを700枚以上は描いているので保証はできると思いいます。
この15点さえ揃えられればまず困ることないですね。それから各道具のオススメの商品もを紹介します!
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目次
・1 鉛筆
・2 カッターまたは鉛筆削り
・3紙
・4 練りゴム
・5 消しゴム
・6 カッター消しゴム
・7 カルトン
・8 はかり棒
・9 ディスケル
・10 クロッキー帳
・11 擦筆
・12 ティッシュ
・13 フィキサチーフ
・14 紙ヤスリ
・15 クリップ
・鉛筆
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まず鉛筆デッサンに最も必要なものですね。。
デッサンでは文字を書くときよりも多くの鉛筆を使い、たくさんの濃さが揃っています。
濃さは10Bから9Hまで16段階もの濃さがあります。
またデッサン用の鉛筆はざまざまなメーカーがあります。
代表的なメーカー
・三菱のユニとハイユニ→柔らかく温かみのある質感。濃い色が描けます。
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・ステッドラー→製図などでよく使われており、少し色が薄めだが、薄い色が滑らかに描ける H系の鉛筆は是非これを使って見てほしい一品ですね。
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・ファーバカステル→コクがあって乾いた質感です。描けば描くほど深みが出て来る鉛筆ですね。
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・トンボMONO100、使ったことはないですが、芯が超微粒子で滑らかさ抜群らしいです。
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おすすめは ユニ か ハイユニ です。値段もお手頃で、硬いH系の鉛筆もも色幅が作りやすいからですね。
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・カッターまたは鉛筆削り
削るときは鉛筆削りよりもカッターを使いましょう。
何故なら長めに削って芯を長く出すことができるからです。ここがデッサン用の鉛筆のポイントですね^ ^
デッサンを描くときは鉛筆の芯を長く出したほうが描きやすいんです。そうすれば鉛筆の腹で太い線を、芯先で細い線が引けるようになるからなんですね。
おすすめのカッターはOLFA(オルファ)のカッターです。デザインもカッコよく、刃も錆びにくい黒刃があるので、是非こちらを、使ってください!
オルファのカッターはこちら
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・紙
実際デッサンに使う紙は実に多種多様で迷ってしまうこともありますよね。
紙の目も荒いものから繊細なものまで、たくさんあるかと思いますが、どんな時にどういう紙を使うと良いかを、様々な紙を使ってきた僕の経験から紹介していきます。
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1 全体の雰囲気を素早く出したいなら、目が荒い紙を使うほうが効果的です。
おすすめは、マーメイド紙(粗目)とM画用紙(中目) です。
マーメイドはこちら
M画はこちら
強し筆圧をかけたり、消しゴムで消しても毛羽立ちにくい良質な紙ですね。。
2 製図や繊細な細部をじっくり時間かけて描きたいなら、目が細かい紙を使う方が効果てきです。
おすすめは、ケント紙(細目)です。
ケント紙は繊細な上に摩擦にも強いので繰り返しの重ね描きにも耐えられますね。。
ケント紙はこちら
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では初心者に一番おすすめの紙というと、、やはりmuseの白象紙ですね。なぜならこの紙はやや中目の細目ぐらいの紙で、やや紙目のむらがあるけれども、すぐに鉛筆の粉が紙の目に入り、鉛筆の黒がしっかり付くからなんですよね。
白象紙はこちら
https://www.muse-paper.co.jp/product/hakuzou.php
描き込みも繊細にでき、デメリットみたいなものが殆ど見当たりませんね。ラフな雰囲気もすぐに出せるし、細密描写もできる、ハイブリッドな紙ですね。
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デメリットがあるとすればいつまでも描き続けられることぐらいですかね笑
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・練りゴム
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練りゴムはいわゆる練り消しのことです。小学校の時に遊んだりするあれです。
用途は鉛筆で描いたところを消すために使うのですが、明るくぼかしながら消すことができるんですよね。
普通の消しゴムのバシッとシャープな消し味とは対照的な消し具ですね。柔らかい光の表現に使ったりします。
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硬い練りゴムは伊研(いけん)のネリゴムがおすすめですね。
http://userweb.www.fsinet.or.jp/iken
柔らかい練りゴムであれば、バニーコールアートのイージークリーナーがおすすめです。
ちなみに僕は上記の2種類を半々に混ぜて使っています。理由は、ネリやすくきれいに消せるようになるからです。
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・消しゴム
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消しゴムは出だしから最後までデッサンで使います。
主に輪郭線を消したり、大幅な色味を消したい場合に使います。例えば出だしの段階や工業製品のハイライト(光源の映り込み)の印象をだすときに使います。
おすすめはMONOのプラスチック消しゴムです。適度な弾力で消しやすいと感じています。
大サイズのMONOを買って持ちやすい大きさに切っておくことで、角が尖った消やすく四角い消しゴムをたくさん作ることができます。
モノの消しゴムはこちら
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・カッター消しゴム
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カッター消しゴムはいわゆるホルダー消しゴムのことです。ノック式で刃のような消しゴムが出て来る仕組になっていて、工業製品の光の表現や髪の毛の光の筋の表現の適していますね。。
細部の明るい細部の描き起しは是非お試しあれ。。。
おすすめはMONOのノック式消しゴムとスレンディプラスですね。どちらもサイズ的に持ちやすく、小回りが効くのでとても使いやすいですね。^^
モノゼロはこちら
スレンディプラスはこちら
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・カルトン
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カルトンとはデッサンするときに紙の下敷きになったり、描き終えたデッサンを閉まう挟み板みたいなものです。
一般的に使われているものはホルベインのカルトンがありますね。僕もこれをつかっています。
ホルベインのカルトンはこちら
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・測り棒
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測り棒とは自転車のスポークことで、車輪に放射状に伸びている金属棒です。長くまっすぐな棒であればなんでもokです。
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プロポーション(比率)や傾きを測るのに使います。デッサンの形取りでプロポーション取りが失敗すると印象が合わなくなるので、初心者は測り棒を使いこなせるようにしましょう。
スポークはこちら
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・ディスケル
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ディスケルはアクリル板にマス目やメモリのが引かれた枠のことで、これでモチーフの構図や比率を決めます。比率はBサイズやD(木炭紙)サイズ、Fサイズ用のものが販売されています。
これもホルベインのものが有名です。
あまり細部の形までディスケルに頼らないほうが早く形が取れますね。。
ホルベインのディスケルはこちら
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・クロッキー帳
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クロッキー帳は主にデッサンのための下絵や構図のアイデアを決めたりするときに使いますね。
他には文字通り、線を用いて素早くクロッキーをする為に使います。
マルマンのcroquisシリーズがオススメです。鉛筆の滑りが良く速描きに向いています。
マルマンのクロッキー帳はこちら
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・擦筆
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擦筆は鉛筆の粉を紙の目に擦り込んでしっとりとした色味にすることができ、色幅を増やしたいときにとても便利ですね。。
鉛筆画にオススメの擦筆はホルベインの白の擦筆No.3です。
注意したいことは、擦りすぎると逆に色が似てきて、くすんだ印象を与えるため、鉛筆で描いて色幅が出た上で、さらに色幅を増やすときに使いましょう。。。
ホルベインの擦筆はこちら
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・ティッシュ
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擦筆よりも広い範囲を擦るときに使います。より、しっとりとした質感になります。基本的にどのティッシュペーパーでも大丈夫です。
ただウェットティッシュはやめてください(笑)、紙はがれます、、、
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・フィキサチーフ
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鉛筆の粉の定着剤ですね。完成したデッサンが他の物と擦れて描いたところが取れないようにしてくれます。
やはり一般的にはホルベインのフィキサチーフがよく使われますね。
30センチほど画面から離して、スプレーを満遍なく全体に吹きかけ、黒い色は特にしっかり吹きかけましょう。
ホルベインのフィキサチーフはこちら
https://kakaku.com/item/S0000839602/
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・紙やすりまたは耐水ペーパー
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丸くなったときに鉛筆を再びとがらせるために、鉛筆を紙やすりで研ぎます。カッターで削るよりも簡単に尖らせることができるのでおすすめです。
バッファローの耐水ペーパーはこちら
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・クリップ
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紙をカルトンの上に固定するときに使います。
これも普通の目玉クリップで良いでしょう。
クリップはこちら
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・まとめ
以上がデッサンをする上で必要な道具です。測り棒やディスケルなどは慣れれば毎回使わなくてもよいかと思います。
デッサンは思い描いた物を描く能力を養う練習のようなもので、見たものを写すだけだと考えず、もっと想像力をはたらかせて色々なイメージを描いて形にする意識で取り組みましょう!