絵を売り買いする場所5選

どうも!Houichiです。普段は美術予備校で絵を教えたり、絵を描いたり、YouTubeで動画を発信しています。

油絵具で描く絵画作品
油絵で描く絵画作品

今回は絵を売り買いする場所について話します。

描いた絵はどこで売られていて、どこでを買えば良いのか漠然としている人もいるのではないでしょうか?

今回はそんな悩みの解決に役立つ記事です。

目次

・オークション
・ギャラリー、画廊
・百貨店

・アートフェア
・オンライン

・オークション

オークションは日本を含め欧米や中国、香港、台湾など世界で盛んに開かれています。一般の人が買える値段から、富豪レベルじゃないと買えない作品まで、オークションによって様々です。

オークションでは億単位のお金が動きます。作品の価値が跳ね上がる機会でもありますね。

世界

*PHILLIPS http://www.phillips.com/

現代アート、写真、デザインなどの美術系の作品がほとんどですね。欧米からアジアまで広く進出しています。

*Sotheby's http://www.sothebys.com/

現代美術など美術だけではなく腕時計やワインなども競売にかけられます。欧米からアジアまで世界各国に進出しています。

*Christie's http://www.christies.com/

美術全般の他にワインや住宅販売などの競売にかけられます。同じく欧米からアジアまで広く進出しています。

日本

*毎日オークション https://www.my-auction.co.jp/

絵画、版画、彫刻、茶道の作品も競売にかけられます。

*SBI ART AUCTION https://www.sbiartauction.co.jp

アート専門のオークションです。

*三菱商事チャリティーオークション 

https://www.mcagp.com

このオークション美大生を応援する目的で立ち上げられました。大学卒業後3年未満のアーティストの作品を三菱商事が一律10万円で購入しオークションにかけます。

その売り上げを全額学生の奨学金に当てるというチャリティーイベントです。

オークションで購入するメリット

購入することで作品の価値を高めることができる。

オークションで購入するデメリット

価格が高いこと

・ギャラリー、画廊

ギャラリー、画廊には自らが作家を抱えて企画展示する「コマーシャルギャラリー」或いは「企画画廊」と作家自身がギャラリーに賃料を支払って展示する「レンタルギャラリー」の2種類があります。価格は10万円以上の作品が多いですね。

またギャラリーや画廊は主に都市部に集中していて、東京や愛知、京都などが特に多くあります。Google マップで「ギャラリー」「画廊」調べてみると意外と近くにもたくさんギャラリーがあることに気づ苦でしょう。

初めてギャラリー、画廊に足を運ぶ人にとっては少し敷居が高く感じられるかもしれないですがほとんど無料で入ることができますし、気に入った作家さんの作品に関しては参考までに、プレイリストや作家さんのポートフォリを見せてくれたりします。

ギャリー、画廊で購入するメリット

絵画に精通している担当者がいること

好みの作風や予算を伝えれば、作品を紹介してくれること

ギャラリー、画廊で購入するデメリット

敷居が高く感じられること。一回に閲覧できる母数が少ないこと。比較的価格が高いこと

・百貨店

大丸や松坂屋、高島屋など百貨店の高層階には画廊が運営する絵画コーナー、いわゆる百貨店画廊が常設されていることが多いですね。こちらも作品の価格は10万円以上のものが多いですね。

多くは「ホーム&インテリア」のフロアにある場合が多いので、近くの百貨店のフロアガイドを確認してみましょう!

スペースが比較的広く、ギャラリーや画廊よりも気軽に立ち寄りやすいと思います。

百貨店で購入するメリット

クオリティが担保されながらも買い物ついでに入りやすいこと

将来有望な洋画作家が多いこと

百貨店で購入するデメリット

比較的価格が高いこと

・アートフェア

アートフェアは一般の方にとってはあまり馴染みがないかもしれないですね。

アートフェアとはギャラリーや画廊が集まるアート、絵画の見本市のようなものです。開催場所は世界の主要都市が多いです。

世界

世界最大のアートフェアの一つとして知られるスイスのアートバーゼルが有名です。招待コレクターが主に購入者で、一般の人がここで作品を購入することは基本的には難しいです。

https://www.artbasel.com

1970年から開催されています。

日本

日本ではアートフェア東京https://artfairtokyo.com

2005年から毎年春に開催されています。

ARTISTS` FAIR KYOTOなど他にもいくつかあります。

https://artists-fair.kyoto 

2018年から毎年春に開催されています。

アートフェア は誰でも気軽に参加することができ、国内外の作品を一気に見ることができます。

これからの若手作家から中堅、ベテラン作家まで幅広く出品され、お気に入りの作品がきっと見つかるはずです。

アートフェアで購入するメリット

世界各国からの多くの作品を一気に見ることができること

賑やかでイベント感覚で楽しめること

最近では美大生の作品ブースができて、若い作家の瑞々しい作品を見ることができる

アートフェアで購入するデメリット

入場料が必要の会場があること

開催期間が短いこと

全体的には作品の価格が高いこと

・ネット通販

ネット通販といってもギャラリーが運営する有名作家の作品販売が中心のものから誰でも出品できる通販サイトまで実に様々です。価格はおおよそ1万円から購入することができます。

そしてネット通販は一番お手軽に作品購入ができると言えるでしょう。

予算や形、色味、イメージの方向性などを簡単に検索できたり、簡単に見比べることができることもネット通販の特徴ですね。

では幾つか代表的な通販サイトとネット通販で作品を買うときのメリットとデメリットをいくつか紹介したいと思います。

*ギャラリータグボート

http://www.tagboat.com/
ギャラリーが運営する最大にアート通販サイトです。人気作家や有名な作家が多く、価格は高めですが品質は確かです。

最近ではメルマガで現代アートやマーケットを理解する上で役立つ情報を配信していて、世界の同行をいち早く知ることができます。

*WASABI

http://wasabi-nomal.com/
新進気鋭の若手作家を取り扱っている意欲的なアート通販サイトです。色や大きさで検索をかけることができ、購入後に返品ができるので安心感があります。

*ART-METER

http://www.art-meter.com/
アマチュアでも投稿できる絵画通販サイトです。
人気作家ほど面積当たりの価格が上がるシステムがあり独特です。
お気に入りの作品がお手頃な価格で見つかるかもしれないですね。

* COCONARA

https://coconala.com/categories/192?ref=header
このサイトはイラストをお手頃価格で購入きます。またオーダーメイドで注文することもできます。ただここは絵だけでなく色々なサービスを提供する総合ウェブサイトです。

*オールポスターズ

http://www.allposters.co.jp/
巨匠の絵画のプリントを購入したいのならここがおすすめです。ダヴィンチ、フェルメール、ゴッホ、ロスコ、ウォーホル、クリムトなどの他にもたくさんのマスターピースのプリントが揃っています。額付きで購入することもできるところが便利ですね。

ネット通販で購入するメリット

移動する必要がなく手軽であること

予算に合わせて選びやすいこと

国内だけでなく海外の作品も含め、多くの作品を一度にみることができる

ネット通販で購入するデメリット

リアルで見ることができないことから、写真だけだと質感が微妙に違って感じること

サイズを入念に確認しないと部屋に飾ってみたら思ったより大きかったと小さかったと感じることがある

まとめ

作品購入には部屋に飾りたいイメージと予算を考えてお気に入りの作品を買ってみましょう!

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。楽しい1日をお過ごしください。また次回の記事で会いましょう。

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