♦️絵に必要な色の感覚を育てる方法をわかりやすく解説します

どうも!Houichiです。絵を描いたり、絵を教えたりしています。

美術や絵を愛する全ての人のために発信します。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

絵を描くときに色はとても大切な要素ですが、どのように使ったら美しく見えるのかいまいちよくわからなかったり、曖昧だったりしますよね。。

もともと色の感覚が優れていれば、良いのですが、そうではない人にとっては悩みの種だったりします。

一番有名な色を美しく見せる方法として「補色」を使った色の対比(反対色を対比させて色を映させる方法)があるのですが、他にもたくさん工夫できるポイントがあるので、今回はそこを共有していきたいと思います!

目次

・色の魅力最を大限に引き出す
・彩度の効果を活かす
・同系色を効果的に使いこなす

・色の魅力を最大限に引き出す

色は最大限に引き出すには色々な方法がありますが、共通していることは対比イメージです。

何色と何色を組み合わせるとどう見えるのか、〜なイメージを表現するにはどの色を使うと良いのか、、これを意識すると色の見え方が一段と魅力的に見えてくるんですね。

まずは「色の対比」について話していきますと、

私たちの目は補色同士を組み合わせたときに一番鮮やかに見えるようにできているんです。以下の色相環の表を見ていただくと、丁度対角線上に位置する色同士のことをお互いの補色と言います。

http://www.ss.scphys.kyoto-u.ac.jp/person/yonezawa/contents/program/gnuplot/gallery/HSV-circle.html から引用

少し踏み込んで解説すると、この補色同士の明度を調整することでより望む色の美しさを出していくことができます

補色を光と影にうまく取り入れよう

一方の補色の明度が低く、もう一方の補色の明度が明るいと、明るい方が鮮やかに見えるだけでなく「光」のように感じることもできるんですね。

これを絵で活かすと、光と影を描くときに単に明るい暗いだけでなく、光の方に明るい補色、影に暗い方の補色を使ってあげることで、より魅力的で美しい、光と影を描くことができます。

もう一つの「イメージに合わせた色」について解説します。

色にはそれぞれ連想させるイメージがある

例えば先進的や現代的な色を表現する場合はグレーや青みがかった色を入れてあげるといいでしょう。逆に古代やレトロな色を出すなら、渋めの茶系か黄系を多めに使ってあげると雰囲気が出てきます。

赤なら情熱的なイメージや危険を表す色だったりします。

青は水や落ち着き、大人びた印象を与えますし、

緑や黄色は健康なイメージ与えますよね。

飲食店やスーパーで赤や黄色系が多いのはやっぱり食欲を注いだり、健康なイメージをお客さんに感じてもらうためなんですね。

もう一つは色同士の面積比も重要になってきます。

白い背景に鮮やかな色がちらついていれば、明るくポップで清潔な印象を与えますが、

鮮やかな色が広い面積でせめぎ合うと力強さやこってりした感じになります。

絵や絵画ではそこまで、堅苦しい決めつけはありませんが、意識することで自分が表したいイメージや印象からずれるという問題を避けられるので知っていて損はありません。

・彩度の効果を活かす

色には鮮やかさ、つまり彩度の効果があります。渋い色の隣に鮮やかな色がくればより渋い色は渋く、鮮やかな色は鮮やかに見えます。これに補色の効果を掛け合わすことでさらに色々な組み合わせをすることができます。

例えば、暗い色を表すために深い青を使ったとします。。

これに少し彩度が低めの黄色を隣り合わせると黄色が実際以上に鮮やかで輝いているように見えるんですね。

僕はこの彩度に差をつけるという手法をよく使っていますし、多くの画家やイラストレートもこの彩度の効果を使いこなしています。

例えば僕の好きな画家である、クレーは見事に色の彩度を使いこなしています。

「寺院」 作者:パウル・クレー

これを青と黄色以外にも色々試してみて自分にあった色を研究してみましょう!

もう一つの例で言えば、黒と黄色を混ぜると彩度の低い緑に見えたりします。これは緑を使わずに緑を感じさせる方法として使えたりしますね。

浮世絵や日本古来の日本画にも巧みな彩度の気配りが見られます。

例えば、美人画で言えば薄く控えめな肌色に対して鮮やかな青や赤が魅力的に表現されています。ここにも鮮やかな色に対して薄い渋い色を組み合わせる品の良さを感じさせます。

渓斎英泉『今様美人拾二景 気がかるそう 両国橋』
国立国会図書館所蔵

・同系色を効果的に使いこなす

同系色は大きく暖色と寒色に分かれます。暖色は赤や黄色、茶色、寒色は青などです。

これらの中間にあるのがオレンジや緑、紫などですね。

もう一つの捉え方として、赤系、青系、黄色系など、同じ色に近い色同士のことを言います。

同系色を使うメリットは画面に統一感を持たせることができることです。

デメリットは色が短調になりやすい。見飽きやすいことですね。

このデメリットを補う方法として、同系色の明暗の階調を増やす方法があります。これによって上品で、深遠な印象を持たせることができます。

もう一つの効果的な方法として、同系色に補色を少し混ぜたり、中間色をうまく取り入れる方法です。

例えば赤色でも黄色を少し混ぜれば朱色になりますし、青を混ぜれば、紫に近いワインレッドやお芋のような色になりますよね。黄色にも補色の青を少しだけ混ぜれば、レモンイエローに近い色や緑を作れますし、

同じ色でも微妙に色味を変えていくことができるんですね。

何も混ぜない色と同系色に少し中間色や補色を混ぜた色の組み合わせがポイントです。

同系色を巧みに使いこなせるようになってみましょう!

まとめ

色は人の感覚や感情に影響を与える不思議な魔法のような要素です。ぜひ色の可能性を伸ばして、あなたの絵を魅力的にしていきましょう!

最後までありがとうございます。

さて、絵を描くには色の知識だけでなく実際に行動することと、問題点を適切に指導できる人から教えてもらうのが早道です。これから絵画やデッサン 、油絵などを始めようと考えている人や、

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