油絵の描き方を学びたいあなたに宇宙一わかりやすく解説します。

どうも!Houichiです。絵を描いたり、絵を教えています。

美術や絵を愛する全ての人のために発信します。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

油絵の具ってどこかとっつきにくい印象をお持ちの人はある程度いると思いますが、それと同時に美術館や個人ギャラリー、画集で見た油絵の作品に心を躍らせたこともあるんじゃないでしょうか?僕もその一人でした。。

僕は中学校の部活動で初めて油絵に触れたんですが、筆やキャンバス の扱いにくさ、描きにくさにものすごく戸惑いました。。

なんせそれまでは絵の具は水彩しか触ったことがなかったのだから、油絵の描き味に慣れるはずもないんですね。すぐ色がくすむ上に、乾かない、どうしたものかと七転八倒しました(笑)

初めて油絵を学ぶ時はそのような壁にぶち当たると思います。そして初めて学ぶあなたにはできるだけ、このような避けられる失敗をしないために、僕が学んできたことを宇宙一わかりやすくあなたに共有しようと思います。

では見ていきましょうー!

僕が油絵のリンゴの描き方をわかりやすく解説した動画はこちら!

目次
・油絵の具はすぐに乾かないから素敵
・油絵の描き方の基本はたった3二つ
・油絵の描き方を学ぶことであなたの世界観を見つけられる

・油絵の具はすぐに乾かないから素敵

油絵の具はすぐに乾かなくて次の色を上から乗せることができずもどかしいと感じた人は多いと思うんですね。僕も初めはこの性質が嫌いでした。嫌いなの好きな絵に油絵作品が多いという理由だけで続けていた気がします。。。

そんな傑作を見ている、油絵の性質をもっと理解すれば画家たちのように素敵な絵を描けるんだと、結果としてそう考えて諦めずに今まで描いてきて良かったと感じています。

やっぱり、油絵のこの乾きにくい性質をいかに上手に活用できるかが鍵になってくるんですね。じゃあこの性質を最大限に活かすにはどうすれば良いのか、、、

1つに、絵の具を長くこねくり回すことができる特徴を生かして、時間を掛けて滑らかなグラデーションを作ることに挑戦してみましょう。この点は他の絵具より優れているんですね。

上から絵の具を次々に乗せて混ぜるとどうしても絵の具がにごってしまいます、、、なのでこれを避けて、同時に画面上で混ぜる色は2色に抑え、明暗の変化を豊かにすることに一生懸命に取り組むことをお勧めします。そうすれば乾いた後、上の層はより描きやすい状態になっていますね。s

もし一回で色をたくさん使いたいなら、あまり色を画面上では混ぜず、絵の具を置くだけにしておくと綺麗な色を保つことができます。混ぜても少しなじませるだけにしておきましょう

・油絵の描き方の基本はたった3つ

ざっくりまとめると油絵の描き方はたったの3つです。

1つは絵具を乗せる

2つは絵の具を混ぜる

3つ目は絵の具を取るです。

特に難しい考え方はないですよね。でも油絵の初心者はこの3つを意識せずに、分けずに一緒に混ぜてやったりしちゃています。そうすると問題が時々起こってしまうんですね。

例えば絵の具を画面に乗せようとしているんだけどいつの間にか混ぜまくってしまうこととかですね。混ぜてるのか絵の具をぬり分けようとしているのかが曖昧なまま描いてしまいます。

プロの絵描きは必ず今はどの作業をしているのかを認識して描き進めているんですね。慣れると無意識でできるようになります。。

乗せる時は極端に混ぜることは絶対にしないし、混ぜるときは混ぜることに専念します。e

そして3つ目の「とる」ということについては、あまりよくわからないかも知れないですよね。簡単に言うと、拭き取ったり、削りとったりすることです。

絵の具を画面上から「取る」ことで独特な色味や深み、染み込みの美しさが作れるんですね。僕はこの描き方が好きでよく絵の具を取った後に残った画面の色味の変化を楽しんでいます。

要するにスクラッチみたいに見えない下の色がもう一度現れてドキドキするんですね。u

しませんか??汗

・油絵の描き方を学ぶことであなたの世界観を見つけられる

油絵の描き方を学べば、他の絵具で描く絵も上達します。基本的な絵の具の扱いは共通する部分がたくさんあるんですね。そして油絵に慣れていくことであなたの世界観が自由に描けるようになります。

もしデジタルでイラストを描きたいなら、油絵はその基礎を学ぶのに完璧に適しています。デジタルってレイヤーを重ねて描いていきますよね、そして油絵も同じくレイヤー構造です

また油絵こそレイヤー構造が生まれたきっかけの一つなんですね。つまりアナログで描く感覚を学ぶことで、それをデジタルに持ち込み活かすことができます

おそらく多くの人にとってアナログを知っている方がアナログを知らないよりも質感表現の能力を高いと思うんです。なぜなら物質の方がデジタルよりも見える情報が多いからですなんですね。

またレイヤーの重ね方がそのまま絵の世界観や個性として現れてきます

絵の具の重ね方は無限大でしょう。

まとめ

油絵の具は非常に豊かな質感を作り出すことができる画材です。うまく使いこなせば宝石のようにキラキラした色味を作り出すことができるんですね。ぜひあなたの絵を描いていってください!

今回も最後までありがとうございました。あなたの活動を応援しています。楽しい1日をお過ごしください。

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