美術講師が教える、美術予備校の選び方のコツ。大手と地方の違いは?

どうも、Houichiです! 普段は美術予備校で美大受験を教えつつ、空いた時間に絵を描いている絵描きです。

美術予備校の選び方や効果的に通う方法を知りたい人はきっといると僕は思います。

ところで絵を習いたい人や芸大、美大受験を考えている人の多くは美術教室や美術予備校に入学しますよね。。

でもどの予備校に行けば良いのかイマイチよく解らないときもあると思います、、、僕の場合は統一模試以外は地方の美術予備校に行っていましたが、それでもとにかく環境と時間に投資しないと受からないと思っていました。。。

でも今思えば、もう少し予備校に行く回数を減らしても家で工夫して描けばなんとかなった気もするんですよね。卓上デッサンなどは特に。

そこで今回は3つに分けて話していきます。^^

目次
・美術予備校の選び方のコツ
・大手と地方のメリットとデメリット
・年間の学費を安く抑える方法

・美術予備校の選び方のコツ

結論からいうと居心地です。

何故かと言うと、居心地が良いほうが成長するからですね。暗い気持ちで行きたくないですよね。

例えどんなに合格の実績や学生数が充実していても、予備校に実際に行ってみて、肌に合わなければやめた方がいいです。

今言ったことは極論で、大体の予備校はしっかり教育とサポートをしてくれるのでご安心してください。。。

ただ、合格率や在校数、規模だけで選ぶのではなく実際に行って体験して判断することが大切です。悩むぐらいの問題があるなら予備校を変えるほうがいいです。

それでは居心地が良い基準は何なのか、について話していきます。

基準は3つあります。

1 学生同士の雰囲気が良い
2 先生と在学生の雰囲気が良い、威圧的じゃない
3 先生同士の雰囲気が良い

1から3の内1つでも 極端 に当てはまらない美術予備校は絶対におすすめしません。なぜなら表向きの実績が良くても、1つ悪ければ必ず他の問題が発生したり、人間関係に影響を与えるからですね。。。

こうしたことが起こると周りの学生にも影響が出ます。先生と学生が互いを尊重し、互いの価値観を肯定することが居心地の良さにつながるので、ここが抑えられれば、バランスは保たれますね。。

 美術講師が解説、美術予備校に通う意味とは?何を学ぶの?はこちら→yobikotowa/

・大手と地方のメリットとデメリット

大手美術予備校と地方美術予備校にはそれぞれメリットとデメリットがあります。見ていきましょう。

・大手美術予備校
メリット
1 先生と学生の総数が多いため、より多くの価値観や情報を共有できる
2 施設が完備されている
3 生の参考作品が大量に見られる上に美術館やギャラリーが近くにたくさんあるので、美術に触れるチャンスが増える
 
デメリット
1 学費が高い
2 地方だと通うのによりお金が掛かる


・大手美術予備校/メリット

メリット1 よりたくさんの人と話したり、作品を直接見ることで、自分にはなかった価値観や知識、考え方に触れることができるんですよね。なにより周りの作品のレベルが高いです。

そしてたくさんの価値観や知識をつけることで偏見が少なくなり、良い作品を作られるようになります。

メリット2 便利さですね。設備が完備されていれば、ストレスなく制作に励むことができますね。

例えば、大手予備校の近くには大規模の画材店があったり、画材店が校内に設置されていることもあります。大手の予備校は殆ど東京に集中しているので、品揃えが良いんですよね。

メリット3 1と少し被るんですが、学生の作品をたくさん生で見れることですね。地方の数倍の数が一気に講評で並んで、たくさんの学びがあると思います。

そして何と言っても東京だから、多くの美術作品を美術館やギャラリーで見ることができます。これは将来作家を目指す学生の美術に対する意識を高めてくれますね。。

・大手予備校/デメリット

デメリット1 家系が厳しい人にとっては痛いですね、、、

しっかり行こうと思えば平均して年77万円ぐらいです。これは国公立の学費以上ですね。地方だと年50~60万円ほどですね。比べると易く抑えられます。

デメリット2 地方の学生にとって負担になる部分ですね。

賃貸と生活費合わせると月15万から20万掛かり、節約してこれくらいだと思います。


・地方美術予備校
メリット
1 学費が安い
2 地方の学生だと地元から通うのでストレスが少ない
3 地元の芸大美大の受験に強い

デメリット
1 学生の総数が少ないから、価値観が偏ることがある
2 予備校以外で美術に触れる場所が少ない、情報が少ない

・地方美術予備校/メリット

メリット1 やはり学費が安いことですね。地方の3分の2で、大体年50~60万円ぐらいです。

メリット2 やはり地元で通えることの安心感みたいなものですね。

地方の学生にとって大手予備校に通うことは馴染みない場所で馴染みない人達と一緒に学ぶわけです。やはり慣れるのに少し時間が掛かると思います。

地元である地方美術予備校に通えば同じ学校の子と一緒に行くこともあるでしょうから、話し相手もいてストレスが減ることもあるかと思います。

メリット3 地元の美術大学や近くの美術大学を受験する学生には心強いですね。

やはり関東以外の芸大や美大だとその大学に近い地方の美術予備校の方がより多くの情報を持っています。受験する人も多いですからね。。

その大学に特化したクラスだってあったりするので関東以外の芸大美大を受験する人に向いていますね。

例えば、愛知県立芸術大学や金沢美術工芸大学、京都市立芸術大学、広島市立大学などは各府県に近い予備校の方が強かったりします。

・地方美術予備校/デメリット

デメリット1 地方美術予備校のなかで小規模の場所だと、どうしても起きてしまう問題の1つですね、、、

地方美術予備校で関東の芸大、美大を受ける場合はやはり先生の数や参考資料が少なくなる傾向があります。

受験生はより自分から積極的に情報を探して、学んでいかなくてはいけないですね。。

そして、学生が志望する大学出身の先生が1人もいないこともあります。もちろん見識や経験が豊かであれば、きちんとした指導はできますが、それでも指導できる範囲は限られてくるでしょうね。

デメリット2 地方ではやはり関東の大手に比べると予備校以外で美術に触れる場所が少ないです。美術館がある地域もありますが、それでも総数は関東に比べて圧倒的に少ないです。

地方美術予備校に通う学生で、関東の美大に行きたい学生は年に数回関東の美術館やギャラリーを見に行くことをおすすめします。

・年間の学費を安く抑える方法

学費を安く抑えるには自宅や下宿先で制作する時間を増やし参考作品をたくさん見、そして先生とたくさん話しをすることです。

そうすれば通う日数を減らしてもその時間を補うことができます。

でも人間ってやっぱり環境の誘惑に弱いじゃないですか。。。

家に帰ったら勉強や制作に集中できないなんてこともきっとありますよね。。

結論からいうと自宅で制作に集中したり参考作品をみる習慣をつけるには制作意欲を邪魔するものを部屋からなくすことですね。

部屋を片付けて制作場所にしてしまいましょう。

例えば見えるところにゲームや漫画、関係ない雑誌、を置かないどの工夫をしましょう。スマホは通知をオフにするなど雑念がはいらないような環境にしてしまうわけですね。。

またデッサン道具を常に机に用意しておくとか、描くまでの手間をできるだけ排除しましょう。

そしてもう1つは先生とたくさん話しをすることです。

理由は先生の作家としての意識が自分にも影響を与え、考え方の質が良くなるがあるからです。つまり先生と同じレベルで物事が考える時間が増え自分の成長に大いに役立つんですよね。。

・まとめ

以上が予備校を選ぶ時や学費に対して不安がある人に向けての記事でした。この考え方を参考にし、更に具体的な説明は、各予備校のwebサイトで確認しましょう。

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