アート思考ができる人はこれからの時代に強いのはなぜ?絵描きが考えてみた

どうも!Houichiです。絵を描いたり、絵を教えたりしています。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

アートといえば絵を描いたり、彫刻を描いたり、映像を取ったり、歌を作曲したりと,そう考える人が多いんじゃないでしょうか。

確かにそうなんですが、だけどもそれは狭い範囲で捉えたアートで、本当はどんな分野の勉強や仕事に携わっている人でも一度は体験したことのある性質なんですね。

一体アートとは何なのか、アート思考をすることがなぜこれからの時代に必要なのか考えていきたいと思います。

目次
・アートは問いの木
・絵の見方は時代や場所によって変わってきた
・生活や仕事にも活かせるアート

・アートは問いの木

僕たちは戦後学校教育で、特に高校までは正解ばかりを教えられてきました。明確な答えがあって、それを全て覚えれば、テストで100点が取れ、優秀だと評価される、、、

体育の授業でも体育座りや前へ習えなど、現代では必ずしも必要ではない強制的な均一化。。。

つまり僕たちは今まで、問題の解決の仕方や誰かが決めた正解を生きる世界が当たり前だと思わされてきたんですね。

特にコロナ渦で僕たちの生活スタイルや容赦ない変化を強いられてきています。もう今までの正解では生きていくのがむずかいしい時代に突入しているんですね。

例え詳しいことは分からなくても、世界は今、確実に変わりつつあることはなんとなくみんな気付いているんだと思います。

そんなこれまで正解や価値観が崩れ去る状況がコロナによって早送りでやってきた今だからこそ、これを読んでいるあなたとより多くの人たちにアートの思考を活用してほしんですね。。

そのアート思考とは何か、僕の答えとして「問の木」です。木と言うからには幹があり、枝や葉っぱがありますよね。。。

あっ、あと「」つまり苗と「根っこ」もありました。

僕たちは木と言うと見えている枝や葉に注意が行きがちですが、種と根っこがなければ彼らは存在きません。。僕たちが生きているこの世界も同じです。疑問がなければ答えも生まれません。。。

過去の答えが使えなくなって来た今、僕たちで新たな答えを作っていかなくてはいけないと言うことがわかって来たでしょうか?

そのためにはまず「問い」、つまり疑問ですね、この問いと言う根っこを伸ばすことが必要です。

僕たちは自身の内側から湧いてきる「問い」に耳を傾けることで答えを見つける方法がわかってくるんですね。

誰かの正解が正しいから盲目に従うのではなく、本当に正しいのか自分心に効くと言うことをぜひ試してほしいですね。

そして心が躍りながら浮かんできた問いに対して、答えを見つけに行くときはきっと楽しい方向に行けるでしょう。

絵の見方は時代や場所によって変わってきた

絵も、その歴史についていえば、疑問が生まれては答えを出し続けて来た連続でした。。

一般的な認識としては「上手い絵画」や「おもしろい絵」、「萌キャラ」など、描かれているものの世界が伝わればいいものと考えられがちです。共通することは描かれている情景や世界がありありと伝わる絵ですよね。

でもこれはすで過去概念の再利用です。この考え方は元を辿れば宗教画が起源といえるでしょう。西洋では写真が普及する20世紀までは写真のような絵が流行りました。

20世紀からは、写真には表現できないことを絵で表現することが主流となり、漫画は今も流行っていますね。そして美術界を見ると、しまいには絵画を切り裂いたり、紙を破ったり、キャンバスの布を破いたりする絵まで出て来ました。。

これらは全て既存の概念に自分なりの疑問を持ったアーティストたちが、自分なりの答えを作り続けていったものですね。つまり私たちは彼らが、見せてくれる木の葉は現在見ることができるわけですね。

でも彼らの疑問が生まれた瞬間は僕たちは永遠に見ることができません。つまり自分にとっての問いが生まれた瞬間は価値があるのです。彼らの作品の問いはなんなのか、について考えると作品という「木の葉」がまた違って見えてくるでしょう。

僕たちも日常の中で自分から生まれる問いに気づき、自分なりの答えを出していきたいですね。

生活や仕事にも活かせるアート

アート思考は問の木であると言ったように、別に画家やアーティストのだけものではないんですね。僕は新たな生きる知恵を発見し形にすることもアートだと思っています。

だからきっと生活や仕事にもきっと役立てることができるんですね。主婦の方や社員の方にも是非活用してほしいと強く思ってます。

例えば僕は、美術講師とし働いていますが、受験生に絵の描き方や見方を指導するわけですね。僕はできるだけ決められた正解を言わないようにしています。そうすることで学生に考えさせる余地を残すんですね。答えを言うときも理由をつけて言い、また学生に実際に描いて本人に判断させたり、僕自身もう一度結果を見て答えを判断し直したりします。

そして時々僕自身も実験的な指導をして、100%の確信がないことも言います。でも疑問があるのでそれを学生が試して、どのような成果が出るのかを僕自身も知りたいんですね。そうすることで僕と学生の両方に学びがあり、みんなで一緒に成長することができます。

100パーセント正解の指導も必要ですが、それだけだと、どんどん痩せ細って弱くなっていきます。だから常に新しい疑問を見つけながら指導を心がけていますね。

あなたもぜひ日常生活や仕事をこなすだけではなく、勇気を持ってよくできるポイントを見つけて改善してみてはどうでしょう。。

まとめ

アートの種は日常に転がっています。自分に必要なアートの種を見つけ、根っこを長く伸ばし、木を成長させましょう。

最後までありがとうございます。あなたの活動を応援しています。

楽しい1日をお過ごしください。

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