油絵に使うキャンバスの作り方をわかりやすく解説します。

どうも!Houichiです。元予備校講師で、絵を描いたり、YouTubeで動画を配信しています。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

今回は油絵やアクリル画に使うキャンバスの貼り方や、貼るために必要な道具を解説します。また木枠の種類ごとの特徴もまとめて紹介します。

「市販のキャンバスにも慣れたし、そろそろ自分でキャンバス貼って見たいな。。」

または「市販のキャンバス、なんかゆるくない?自分で貼った方がいいんじゃないか?」って思う人。

「値段を安く抑えたいなぁ。」

そんな人のための記事です。

目次
・キャンバスの作り方3選!
・パネルにもキャンバスは貼れる!
・木枠の種類と特徴を知って自分に合った物を選ぼう

 

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・キャンバスの作り方3選!

キャンバスを作るのって初めは意外と難しんですよね。。なので慣れるまである程度回数が必要なので、失敗しても気にしなくて大丈夫です。

さて、キャンバスの作り方は3つあります。

まず作り方を説明する前に必要な道具を見ていきましょう。。

・キャンバス(画布)

ロールで買うとお得です。5〜10mで1〜3万円で済みます。めちゃお得ですね。

まとめ買いができる方は是非。

・ 木枠

市販のもので良いでしょう。

・木槌

木枠を組み立てる時に叩いて組み立てます。

・ 金槌

タックスを打つのに使います。釘抜きが反対側についているものを選びましょう、なければ釘抜も用意しましょ。

・ タックス(釘)

打ち込む釘です。

・ キャンバス張り器

キャンバスを引っ張るのに使います。

・ 鉛筆

・ カッター

ではいよいよ張り方です〜。

1 一番メジャー!米印張り

一番メジャーな貼り方ですね。

まずは作りかたを説明する前に全ての張り方の前準備として布を切り、木枠を組み立てましょう。。

1 布の切断と木枠の組み立て

キャンバス切りはロールキャンバスを使う人限定ですが、、、キャンバスをカッターで切る前に切りたい大きさを決め、鉛筆で線を引きましょー。

面倒であれば市販のカット済みのキャンバスでも良いでしょう。

キャンバスは4辺が木枠より9cmぐらい広めに切ります。

次に木枠を組み立てます。市販の各パーツをはめれば完成です。

注意したいのは枠の内側を支える桟(さん)を先に取り付けることです。枠を囲ってしまうと取り付けられなくなるので。。

それから木枠の表裏をしっかり確認しましょう。木枠の正面が斜めに傾いている方が表です。

キャンバスに弾力を持たせるため、木枠と布の間に隙間があった方がいいんですね。。

*キャンバスを作る工程

キャンバスは布を引っ張り、タックスを打ち込むことが一工程です。これを繰り返して全辺を張り切ります。

米印張りは最初に木枠の4辺の中心を張って打ち込むんですが、先に長辺の両辺の中心をそれぞれ1つ張って打ち、次に短辺の中心を同じようにします。

では1つ1つの動作を説明していきます。。

2 張る

いよいよ張っていきます。

初めは多少シワがよっても気にせずにいきましょうー。

キャンバスはキャンバス張り器で 上 に持ち上げ、引っ張った後に木枠の後ろへググッと引っ張ります。張り器に突起があるのでテコの原理を利用して楽に張ることができるかと思います。

長辺と短辺は両方とも最初の辺は中ぐらいの強さで張り、反対の辺は強めに引っ張ります。

中心以外を張るときはシワができにくくするために、やや外側に向けて引っ張っていくようにしましょう。

ひとまず一辺の中心が張れたら次はタックスの打ち込みです。↓↓

3 打つ右利きの場合、(左利きはその逆で)」

一辺が引っ張り終えたところで、張り器を左に持ち替えて、そのまま引っ張り続け、右手でタックスを持ち、引っ張っている辺に押さえ付けて仮止めします。

そして右手で金槌を持ち、タックスを打ち込みます。

タックス同士の間隔は4〜5㎝で良いでしょう。

以上の1張り方と2打ち方で図の順番通りに作っていきます。

15と16の順番は逆にしてください(汗)

4 角の張り方と処理

最後、角を張るときは下の図のように折りたたんで張り、打ち込みます。

余ったキャンバスの端は折り畳むか、カッターで切り取りましょー。

はい完成です!

2 楽に張れちゃう!端張り

この方法は大作を貼るのに向いています。

なぜかと言うと、端から引っ張るのでシワができる確率を少なくすることができるからです。

50号ぐらいまでのサイズは米印張りでも綺麗に張れますが、100号を超えると引っ張る角度の調整が難しくなります。なのでこの張り方がおすすめです。

では解説します。

米印張りで説明した布のカットと木枠の組み立てをしておきましょう。張り方と打ち方も同じで大丈夫です。

そして打ち込む順番ですが、1〜8番は以下の通りです。

< まず1番目を作り、2番を作ります。ちなみに1と2番は張り器は不要です。。2番を作るときはキャンバスが弛まないように手で1番と反対側に引っ張りながら打ち込みましょう。

< 次に3番と4番を作ります。ここからいよいよ張り器も使います。まずはみ出した2番の端をしっかり3番の方へ折り込み3番をしっかり張って打ちます。4番も1番の端を4番に折り込み、3番より強めに張り、打ちます。

< そして反対側の5番と6番から力を入れてキャンバスを張って打ちます。5と6ともに上と外側へと意識しつつ引っ張ります。

7番と8番も3と4番と同じです。。

< この時点四隅がしっかり貼られていて、大きな対角線上意外にシワがなければ大丈夫です。細かいシワがあればタックスを取り外して打ち直しましょー。

続いて9番目から最後までは以下の図の通りです。

< 9番目以降は時計回りに一つずつ打ち込めば大丈夫です。四隅が完成しているのでシワをほとんど気にする必要がないんですね。。

AとBはほんの少し弱めに張り、CとDは力を入れて強めに張りましょう!

もしシワができたら、そこだけタックスを取り外して打ち直せば綺麗になります。

はい完成です!

3 綺麗に見える!裏張り

キャンバスの見栄えをよくしたい人はこの方法をおすすめします! タックスが見えないので整って見えますよね。。。

基本的にこの作り方は米印張りでも端張りでもどちらでも構わないです。

要するに裏側までしっかり引っ張り、テコの原理で止めながら木枠の裏に布を当ててタックスを打ち込めが仕上がります。

違いは張り器を反対側で使うことです。。表張りの向きで使うと長く布を引っ張れずにタックスが打てないんですね、、、

以上を抑えられれば完成します。

*ガンタッカーでも張れる件

今紹介した3つの作り方はガンタッカーでもできちゃうので、金槌でタックスを打つのが面倒な人はタッカーを使うと楽です。。

コツとしては、、

布を貼る工程は金槌とタックスを使う時と同じなので省略しますが、気をつけたいのはタッカーをしっかり木枠に押さえつけることです。

時々手が傾くとしっかり木枠に打ち込まれずに隙間が出来ちゃうんですよね。。

これを避けるためにも垂直に打つと同時にしっかりタッカーを木枠に押し付けましょう!

・パネルにもキャンバスは張れる!

キャンバスってパネルにも貼れるんですよね。。パネルに貼ることでキャンバスにシワができにくくなるので張るのが苦手で安定感のある描き心地が欲しい人にはおすすめです。

(パネルは裏に木枠が貼り付けているものを使います。)

デメリットとしては木枠より少し重く、大作の持ち運びが少し大変なことですかね。

・木枠の種類と特徴を知って自分に合った物を選ぼう!

市販の木枠でよく使われるのはです

・桐

桐は軽く強度が低めです。値段は杉と比べれば安いです。僕の経験からすると1〜3回ぐらいの使用に適しています

僕の場合、使い過ぎると木枠が歪みました、、、笑

なので大作で1回張って取り外しを考えないのであれば、お値段が低く抑えられますね。。

・杉

杉は重く強度が高いのが特徴です。値段は桐より高いです。7回くらいは使えます。

上品な質感です。

150号の大作は女性であれば、二人以上で運ぶことをお勧めします。

繰り返し張りたいとき、または高額で絵を販売するときは杉を使ってもいいと思います。

まとめ

と言うことで今回はキャンバスの張り方をいろいろ紹介させていただきました。

自分に合った張り方を選んで制作を楽しんでください!

ここまで読んでくれたあなたはきっと絵画や油彩に興味があったり、これから上達したり、自分らしい絵を描いていきたい人だと思います。。。

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