−Houicniのプロフィール−

どうも!Houiciです。絵を描いたり、絵を教えたりしています。

ここでは僕が絵描きを土台として生きていこうと思ったきっかけを色々なエピソードと一緒に話していきたいと思います。

油絵具で描く絵画作品
油絵の具で描く絵画作品

目次
・実は絵描きになろうと思ってはいなかった
・集客の素人なのに自力で初個展した話
・グループ展での失敗と収穫
・美術予備校の講師として学んだこと
・これから絵描きとしての挑戦

・実は絵描きになろうとは思っていなかった

僕は絵描きになろうと思っていませんでした。。。

絵を描くことは好きだったんですが、中学校までは普通に勉強して大学に行って就職して生きていくんだろうなと漠然と思っていたんですね

実は美術予備校に行くことも勧められて入って、美大の受験も勧められて受けようと思ったんです。。浪人するまでは結構受動的に生きていたんですが、先生から好きに生きていいんだよとと教えてもらいました。。。

そこから人生について真剣に考えるようになりました。

さて、僕は目標の最難関である東京芸術大学を受けるわけですが、、、結果は惨敗でした。。

現役の当時、倍率35倍ということもあり、経験不足の僕にはあまりにも遠かった。。。

結局大学に入るまで2年浪人してしまいましたが、この時に打たれ強いメンタルと絵を描く技術、体力を身に付けることができたのは良かったと思います。

・素人なのに自力で初個展した話

大学に入ってしばらくしてある程度作品も増えていき、僕の中で世に作品を発表をしたい気持ちが出てきました。

そして思い立って貸しギャラリーを探し、自分で展示をしました。

DM広告のチラシも配れる人には配って残ったものはギャラリーや美術館に置かせてもらったんです。

500人ぐらいは来るだろうと思っていました。。

結果はその5分の1、、、作品も受けそうなものを何点か展示したんですが、一枚も売れませんでした、、、

そもそも売る人を想定していませんでした。。。

当時の僕は作品を描いて展示してチラシを配れば人は来て買ったくれるかもしれないと生ぬるい考えを持っていたんですね。作品を売るためのいろはを一ミリも分かっていなかったんです。

この経験以来僕は無名の作家が闇雲に展示してもうまくいかないことが体験を通して確信し、また宣伝についてもっと勉強しないといけないと痛感しました。。。

・グループ展の失敗と収穫

個展の次は運よくグループの企画展に作品する機会をいただきました。

企画展であれば、ギャラリーの宣伝力があるのでお客さんも沢山来るし売れるだろうと思い、勉強も兼ねて試しに何度か出品したんですね。

実はこれは僕にとっては実験だったんです。。。どういうことかというと、ギャラリーの好みとは多少違うタイプの作品を出してみたんです。。。

ただし作品の質や完成度には自信があったので、お客さんが作品を選ぶかどうかは質ではなく好みだけという状況ででした。お客さんは作品にどう反応するのかに興味があったんですね。

僕がギャラリーの好みに合わせない理由は当時未熟だった僕はギャラリーの画風で描くことがどうしても受け付けられなかったからです。

結果はやっぱり反応が悪かったですね。。悔しかった気持ちはありましたが、やっぱりなという感じでした。お客さんは作品の良い悪いで判断するのではなく好き嫌いで判断することがわかりました。

つまりそんなに上手じゃなくても好みであれば人は買ってくれる確率が高いと解釈しました。

そして個展と企画展の経験から、僕はまず展示する前にもっと作品を沢山作って、正しい場所で、正しい方法で、自分にあった人に作品を届けるにはどうすれば良いのか勉強することにしたんです。

何よりも僕はお客さんのことをもっと知りたいと思いました。。。

そして今も勉強しながら実践しています。。

絵が売れた話はこちら⬇️

https://houichiart.com/2020/05/20

・美術予備校の講師として学んだこと

僕は約2年半予備校講師をしていました。専門分野は油絵でした。。。

その中で気づいたのは絵を学んでいるけど地方の予備校のせいもあるのか、絵画の作家になりたい人はそんなに多くないことに気づきました。どちらかというとイラストやアニメに興味がある学生が多いみたいでしたね。。

やっぱり画家や絵描きになるイメージが湧かなのかなと、、、

アニメーターやイラストレーターとかであれば就職先あるけど、油絵画家専門の就職先はおそらくないですからね。。。

僕は学生と将来の話をすることも時々あったのですが、どうやって画家になるのか聞かれた時はやっぱり言葉に詰まっていました。

僕自身予備校の先生としてなんとか生活しているわけで、絵を売って生活する方法なんて知りませんでした。。絵を描いていると言えても絵が売れていると言えないことがすごく悔しかった。。

ものを作ることでしか自分を表現することができない人の一つの道標を作っていこと思っています。。。

・これから絵描きとしての挑戦

予備校の経験から僕は絵を描いて教えられるだけではなく、僕の絵や作品をお客さんに見せて、家に飾ってもらったり今のアーティストの生存方法を見つけていこうと思っています。

そして現在、色々勉強と実験を繰り返しています。

そのためにはみなさんの応援が必要です。。。

僕が絵の描き方や材料、美術に関する情報をみなさんに発信していきます。それを読んだり見て行ってくれると有り難いです!

なので皆さんの心の変化や成長のお役に立てることは僕の活動の糧になります。どうぞよろしくお願いします。

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