どうも!講師のHouichiです。
今回は壁にぶつかった時に考えたい2つのことをテーマに話していきます。
もちろん比喩です。
そして中でも掘り下げたいのが、「一見好きなこと」だけど本当はどうなのか?という点です。
この疑問が出てきやすいのが、困難な壁にぶつかったときなんですね。
では今回とりあげる2つの疑問を見ていきましょう。
目次
1 そのことがしたかったのかどうか
・したかった場合
・したくなかった場合
2 本当はどうしたいのか
1 そのことがしたかったのかどうか

・したかった場合

どんなにしたかったことの場合でも続けていれば、必ず
壁にぶつかってしまいます。けれども、やりたいことだったら、
むしろ少し難しい、むしろ難しいほうが楽しいという感覚があるのではないでしょうか?
プラモやパズルを組み立てる場合は難しいものに挑戦したほうが、達成感が味わえますし、
手芸やメイク、ファッションもこだわれば、必ず達成感とそれまでの面倒がつきものです。
それでも、やりたいことなら続けらるのではないでしょうか?
・したくなかった場合

したかった場合はなんとかなるのですが、一見好きなことで、やってみたらなんか違った。または楽しいけど、壁にぶつかって挫折した。そんなこともあると思うんですね。
僕自身で言えば、学生時代にバスケットボールが好きだったのですが、同級生の実力を見て、
一瞬で諦めがついたことがあります。これは別に嫌いというわけではないけれど、
そこまででもないというところですよね。
つまりバスケに対して自分ごとになるほどのことではないと直感で思えたわけです。
これは壁にぶつかるまでは気づかないことがよくあります。わかりやすい分野だけでなく、
もっとささいなことにも当てはまると思うんですね。
例えば、夏は何度までは冷房を使わずにいられるか、今月のお小遣いは残り少ないけど、
工夫して使うか、貯金するか迷ったりなど、細かくあげたらキリがないと思うんですね。
壁にぶつかることで、そこまで本気ではないと気づくことも大事ですが、
なんとなく楽しみたいと分かった上で何かをすることもあると思います。
そういうなんとなく楽しみたい場合でも、心理の奥底にはきっと大切な何かを
感じたから行動になると思うんですね。
いま世間や社会である分野は誰かがカテゴリーに分けたものですが、
自分がしたいことに完全に一致するものはほとんどないと思うんですね。
そのなかでも、自分のしたいことと重なる部分をみつけることで、
それがある種の拠り所になっていきます。
2 本当はどうしたいのか

壁にぶつかったり、挫折したときに、本当はどうしたいのかを考えることがあると思いますが、
これは先ほど言った、世間一般のカテゴリーにあれば良いのですが、ない場合は【行動】で探すと意外と見つかりやすいんですね。
絵を描くのが楽しいなら掘り下げれば、手を思い通りに使って何かを作るのが好きだったり、
好きなモチーフを描いて思い出に残したいことが
モチベーションだったりすることもあると思います。
またそういうモノづくりのコミュニティーで制作する環境が楽しい、
もきっとあると思いますし、僕自身もそうでした。
ある美大受験をする学生には、ずっと表現したかったことがあって、
それがたまたまその専攻でできそうと思えたから受けた生徒さんもいました。
他の例で言えば、油絵の専攻で大学に入学し、途中で本当にしたいことが見えてきて、
立体造形を学んでフィギュアやジオラマを作る仕事についた先輩もいますし、
アニメーター志望ですが、画力アップのために大学油絵専攻に在籍した人もいます。
ポイントは2つあって、自然と行動としで続けられることが結果的にしたいことになったり、続けていくうちにやりたいことがわかって、方向変換することもあるということです。
どちらにしてもまずはやってみないと何も分からないという点です。
ありふれた所に着地しましたが、まずやってみて、何かつまづいたときに、
今回の2つの質問を思い出していただけると良いかと思います。
最後までありがとうございます。