どうも!講師のHouichiです。
今回はわかっているけどできないを軽減するコツについて話していきたいと思います。
全てではないのは前提に置いて話を進めていきますね。
さて、いつも先生の言っていることはわかるけど、
どうしても思うようにできないことってありますよね。そんな時はもどかしいと思います。
まして、何回やってもできないとなるとやる気を失ってしまうことになりかねません。
でもある考え方の習慣を身につけることで、その後の制作がスムーズに進むと思います。
それが、「自分なりのやり切る力」です。
なになに自分なりの?ってどういうこと?
と言う声がしそうなので、解説していきたいとおもいます。
目次
・わかるの意味を掘り下げてみる
・自分なりと言う点が大切
・やり切るの解像度を上げてみる
・わかるの意味を掘り下げてみる
![](https://houichiart.com/wp-content/uploads/2023/11/spade-24434_1280-991x1024.png)
まず自「分なりのやり切る力」を考える前にまずは
「わかっている」の意味を掘り下げてみると色々面白いことが分かって来ます。
大きくは3段階に分けられるのですが、
第1段階は[知っている」と言う段階です。
知識として、表面だけ知っている段階ですね。
つまり、言葉の表面の意味を知っていると言うことです。
これは絵を描いていようがいまいが、だれでも理解できる状態です。
正直この段階では、できるようになりたいという意識すらないので、くやしくもありません 笑
「ふ〜ん」という感じです。
第2段階は少し興味もわいているので、できたら良いなぁ〜、ぐらいです。
そしてこの第2段階が進むと連想が始まります。
つまり、これって他の状況にも当てはまるんじゃない?つまり、本質的にはこう言う意味か〜、
と抽象度が高くなり、視点を変えても同じ道理が導き出せます。
この段階でも手を動かして描いても、まだ思うようにはできない割合のほうが多いでしょう。
では第3段階はと言うと、できるという段階です。
大体この点でつまづいてくることが多いので挫折しやすいんですね。
そこで今回の提案した「自分なりのやり切る」が第3段階で活きてくるんですね。
ではなぜ自分なりなのか、続きを見てみましょう。
・自分なりと言う点が大切
![](https://houichiart.com/wp-content/uploads/2023/11/girl-8301168_1280-1024x1024.jpg)
なぜ自分なりが大切かと言うと、こっちの方が続けやすいからです。
もしも高すぎる目標を持つとプレッシャーやギャップが大きすぎて
挫折しやすいんですね。
そこで毎回一つでも前回よりできる部分が1ミリでもあれば、
前よりやり切ることができるわけですね
ここで気をつけたい点が一つあって、それはできないことができるようになる過程には
波があると言うことです。
つまり、今日少し前よりできたことが増えたけど、数日後にはできる前に戻っている、
こともざらにありということです。
けれど、長期的にみると、上下しながら、確実に上昇しているんですね。
これが短期目線でみると一喜一憂してしまいメンタルが上下するわけです。
自分なりでいいので、意識してできることを増やしつつ、多少停滞しても、
長期目線で乗り切ることで遠くまで、歩を進めることができます。
それでいて少し、届きそうでとどかない目標を設定すると、よりできることが早くできるようになります。
・やり切るの解像度を上げてみる
![](https://houichiart.com/wp-content/uploads/2023/11/dinosaur-2646038_1280-1024x653.png)
ではもうすこし具体的にやり切るの解像度を上げてみましょう。
ここではやり切るの定義を考えていきます。
まずは道具を満遍なく準備できたかだけでもやり切ったことの一つとしてカウントしましょう。
正直これができてない状況を時々見かけます。鉛筆がちゃんと削れていない、
道具が足りない、などがこれにあたります。
はじめて準備する場合はしかたないですが、慣れて来た頃に気が緩んだときに、
道具の整理がおろそかになったりします。
次に制作です。単純に制作時間精一杯かけたこともやり切るポイントです。
さらに、色をきちんと画面全部に塗った、混色をしっかりできた、などなど
色々な過程を分類してやり切るポイントを増やしていきます。
そうして小さなやり切りをつなげたら、結果的に全部やり切ることができますよね。
そのなかでもできないことは確実にでてきますが、それは普通のことで、
次の課題であり、伸び代です。
小さな積み上げを侮ることができないんですね。これが具体的な描く時のテクニックでも
同じ原理が言えるわけです。綺麗に形や色が塗れないといっても描いていくうちに
3センチ四方ならきっと上手く言っている部分が時々出てくるわけです。
それを分析して、画面全体にひろげれば、望む描き味になりますよね。
私自身も途中で気づいて意識したら、じわじわ絵が変化していきました。
今回は「わかっているけどできない」は大抵、漠然と考えて問題の解像度を上げていないことが
原因の場合がほとんどです。
ぜひあなたの制作に役立ててください。最後までありがとうございます。楽しい1日をお過ごしください✨