どうも!講師の鵬一です。
「名前」絵を模写したことがあるでしょうか?
もし自分の絵で上手く行かない点があったり、
何を描いたら良いか分からない時は模写をおすすめします。
これはデッサン、絵画、イラスト、漫画、映画の一場面、絵本など、なんでも良いです。
僕自身も今でこそ絵画をメインに描いていますが、小さい頃は漫画の模写をしていました。
そうすることで、模写する前より画力が上がったんですよね。
ほかにも、模写に関してメリットがありそうですよね?
ということで、今回は模写のメリットを掘り下げて行きたいと思います。
模写のメリット
1 作者の狙いが分かる
まず模写をすることで作者の狙いがわかります。
これは作者が何をどのように描いたか、ということですね。
例えば建物を描いたとしましょう。もしかすると、作者は建物の迫力を出すために建物が仰向けになって見える様に描くかもしれないですよね。
他には、動物の可愛さと特徴を出すために実際よりも輪郭の変化を大胆にしたり、逆に丸くしたり、
明暗の差をあえて抑えたり、あるいは強調したりと色々工夫しているはずです。
こう言った作者の狙いを、模写を通してダイレクトに学ぶことが魅力的です。
2 無駄な失敗を避けながら絵が描ける
2番目のメリットに関しては
既に学ぶことで避けられる失敗をできるだけ避けることがポイントです。
失敗が悪いのではなく、しなくても良い失敗を避けることが大切だと思うんですね。
じゃあ良い失敗とは?と言うと、まだしたことがない失敗です。
失敗は成功の母と言われるくらい、次のステップアップのヒントが隠されています。
模写の手本となる作品は既に絵として完成されているので、マネるだけで、かなりの失敗を避けることが出来るんですね。
つまり模写した上で、上手く行かなかった部分を集中して改善できるわけです。
3 自分の絵の癖や見方の好みがわかる
3番目は意外かもしれませんが、
絵を模写をすることで自分の癖や好みもわかって来ます。
また自分はどこが得意か、得意じゃないかが分かります。
例えば形を、描いたときに、まっすぐなものに反応が良いか、あるいは柔らかい自然物に反応が良いのか、赤系の色が好みか、青系の色を見分けやすいのか。
色々見つかります。
また作者のこの見方は好きだが、ここは嫌いだなあ、など
作者の絵を理解する過程で自分の見方にも気づくんですね〜!
どうでしょうか?
模写は一つの小さな作者の世界をのぞくようなものですが、そこから自分の中にある深い世界に気づくきっかけにもなります。
とくに絵でつまずいている時は役立つので1度は模写にトライしてみてはいかがでしょうか。
最後までありがとうございます!楽しい1日をお過ごしください