美術系:学んだことを共有するメリット3選

美術系:学んだことを共有するメリット3選

どうも!講師のHouichiです。

今回は学んだことを共有することの3つのメリットについて話していこと思います。

学びの最も難しいところといえば、記憶に定着して、できる様になることですよね。

しかも、いろんな状況に合わせて応用できるようになるとなお良いですよね。

そこで今回紹介する共有することを行えば、かなり早いスピードで学びが定着します。

ではなぜそういえるのか?三つのメリットを元に解説していきます。

目次

1 最も良い復習になる

2 学びの細部まで相手に伝える力がつき、自分の理解が深まる

3 理解と同時にわからない部分も明らかになって、改善も早くできるようになる。

 

1 最も良い復習になる

共有することで、学びを相手に伝えるときに、自然と理解してもらうには

どう伝えれば良いのか、考えるようになります。

そうすると、言語だけでなく、感覚で学んだことも同じ様に言葉や視覚で

伝えなければいけません。覚えているのは当たり前で、

その上で伝わるにはどうすれば良いのか、までが1セットになります。

つまり、共有することは自分事として捉えやすいので、記憶に残りやすいんですね。

言い換えれば、共有すること自体が思い出になり、単純記憶からエピソード記憶に変わって、

結果として忘れにくくなります。

2 学びの細部まで相手に伝える力がつき、自分の理解が深まる

相手に伝えるときは、学びの本質を含め、細部まで理解しなければうまく伝わらないですよね。

細部とはなぜそうするのか、そうする時にどこを意識したり注意すれば、

同じ内容を再現できるのか、などです。

例えば、りんごを描く場合はりんごの形の理解や、形に対してどう影を塗るのか、

筆は何をどう使うのか、線を修正するときはどうするのか、光の方向はどう設定するのか、

など色んなポイントに分けて伝えることができるわけですね。

感覚でできていたこと、伝えるには、さまざまな要素を理解した上で、

言葉に変換してはじめて伝えることができます。

3 理解と同時にわからない部分も明らかになって、改善も早くできるようになる。

最後のメリットとして、学んだ内容で自分が分からない部分が明らかになります。これ副産物みたいなものです。

例え分かったと思っていても、いざ説明すると、

あまり深く理解できていない部分は言葉が曖昧になります。

わざと曖昧にして、相手の想像力に任せる場合は別ですが、きちんと伝えるつもりなのに、

肝心な部分で言葉に詰まることが時々あるんですね。

けれども、これは決して悪いことではありません。なぜなら学びの共有過程で

分からないことに気づくことで、足りない部分を補うチャンスを得たとも取れるからです。

またこういうことは講師でもよく起こります。なぜなら、アートや美術の分野は絶えず

変化しているので、最も基本の部分以外は常に変化に合わせて対応していく必要があるんですね。

何か楽しいことや嬉しいことがあったら、共有したい気持ちは自然と起こりますが、

これが習慣としてできるようになると、色んな学びの質が上がります。

注意点としては、必要としている人や興味を持ってくれそうな相手に共有するのが良いでしょう。

また気軽な方法として学んだことをノートに記録する方法があります。

自分自身に再共有することで、学びの復習にもなります。

ただし、なにも分からない自分を想定して、できるだけわかりやすく記録する

心がけが大切です。

最後までありがとうございます。