どうも!講師の鵬一です
今回は【たくさん時間掛けて描いても絵が良くならない3つの理由】について話して行きます。
もしかしたら、たくさん手数を足せば絵が良くなると思っていませんか?
完成された絵はものすごく長い時間をかけて、描かれている様に感じますよね。
また刹那的な作品も魅力的ですが、こういう絵も失敗した枚数がたくさんあるので、時間の総量は時間掛けて描いた絵と同じだったりします。
でも時間掛けて手数を足しても良くならないことがよくあります。
それは何故でしょうか?
実は3つの原因があるんですね。
1つずつ見ていきましょう。
目次
1 形のリズム、明暗のリズム、法則が壊れたまま描き進められている
2 脇役が絵で見せたい場所の邪魔している
3実は手数が足りない
1 形のリズム、明暗のリズム、法則が壊れたまま描き進められている
形のリズム、明暗のリズム、奥行きなどにアンテナを張っておかないと、どんどん理想の完成像から離れていきます。
例えば、柔らかく軽いものを描いているのに、硬く重いものに見えたり、
画面に大きく入れようとして、細部に目が行って
形が小さくなったり、
赤いものを描くつもりが、薄くなってオレンジに見えてしまったり。。
これではどんなに描き進めても、完成せず
望むイメージには近づきませんよね。
解決法1
描きたいイメージ、形、明暗、奥行きを決めること。しっかりと目標を決めることです。
これはデッサンでも自由表現でも同じなんですね。
これができる様にするにはとにかく、たくさん絵や映画やアニメを見たり、小説、ハウツー本などを読むことで、世界観や考え方に対する
知識や、捉え方を蓄えておくことが大切になってきます。
2 脇役が絵で見せたい場所の邪魔している
絵を描く場合は常に見せたいポイントを意識することが大切です。
主役がいるということは、脇役がいるということです。
全てが主役という場合もありますが。
そのためにはこれが成り立つ絵を設計しなければいけません。
つまり、絵を描くことは編集者として、絵の中の演者の役割をバランスよく
決めないといけません。全員が同じ主人公では一つの物語が成立しませんよね。
脇役ばかり気になって描いて、主役のモチーフが目立たないのは残念ですよね。ではどうすれば、、
解決法2
まずは絵の見せ場を決めましょう。
そうすると自ずと脇役が決まり、どう主役を際立たせるのかが
見えてきます✨
3実は手数が足りない
これも実は原因の一つです。
結構時間をかけて描いたと思っても
実は 全然手数が足りないなんてことはよくあります。
解決法3
これは単純にもっと手数を入れることで解決するのですが、
そのまえに、やはり、参考となる作品を見て
完成イメージをしっかり持つことが大切になってきます。
例え参考作品の出来にまで描けなくても
自分の絵の完成度をかなり引き上げてくれます✨
当てはまるポイントがあれば、ぜひ振り返ってみてくださいね。
最後までありがとうございます、楽しい1日をお過ごしください。