どうも!講師の鵬一です。
今回は「与えれば与えられる、捨てれば入る」
から絵の上達を考えていきたいと思います。
これって絵の上達と何が関係があるの?と思うかもしれませんが、
むちゃくちゃ関係しています。
具体的に制作に関する3つの視点から見ていきましょう。
1 筆と絵の具
2 知識
3 時間とお金
1 筆と絵の具
筆と絵の具で今回のテーマについて考えてみましょう。
色を塗るには筆に絵の具を含ませ、紙に絵の具を乗せる必要があります。
これを簡単に言えば絵の具を紙に加える、つまり与えます。
そうすると紙に変化が現れます。
だけれど、別の色を画面に塗りたい場合は違う色を筆に含ませる必要があります。
でも筆をそのまま塗ると、前の色と混ざって濁ってしまいますよね。
つまりここで最初に塗った色を捨ててから新しい絵の具を筆につけないといけないわけですね。
つまり、紙に色を与えれば画面にあなたのイメージした絵が与えられ、
一つの色を捨てれば新しい色を足す余白ができるということです。
では次は【知識】で見ていきましょう。
2知識
次に知識を今回のテーマに当てはめて見ましょう。
一見すると、知識を入れれば知識を得た気がしますが、
実は、それはあまり効果的ではないんですね。
やはり知識も得たら必要な人に分け与えることで、さらに自分の知識が定着します。
これは、僕が学生と講師を両方経験して痛感したことです。
とはいえ講師はだれでもなるわけではないと思います。
そこで、与えるということを手軽にできるのが、復習、練習です。
自分に知識と経験を繰り返し【与える】事で自分の画力の向上に繋がります。
3 時間とお金
時間とお金で急に現実的な話になりますが、
時間とお金も同じ原理です。
具体的に時間を必要なことに費やせば【与えれば】費やした時間が能力や学び、価値として戻ってきます。
そして、お金も同様で、お金を与えれば、お金、あるいはお金に相当するものが返ってきますよね。
これを絵の上達に当てはめると、絵の制作に時間とお金を使えば【与えれば】絵がより上達しやすくなります。
ここで重要なのはやはり時間です。今の時代、絵の描き方は動画で無料で学べる時代です。だけれど何故わざわざ
お金を払う必要があるでしょうか?
答えとしてはお金は時短効果がとても強いです。なぜなら、やっぱり、良質な学びはお金を投資した方が、
得られます。そしてもう一つ自分の時間に責任を持てる様になります。心理として、私たちはお金を使った量以上に何かを得たいと考える生き物です。
それが無料だと、(無料がだめではないですよ)どうしても自分の時間に無責任になりがちです。
ぜひ絵の上達ために今の自分にどの要素が足りていないのか、または何が必要か考えてみてくださいね!
最後までありがとうございます、楽しい1日をお過ごしください。