良い絵を描く人が大切にしていることって何?

良い絵を描く人が大切にしていることって何?

どうも!講師のHouichiです。

今回は良い絵を描く人の多くが大切にしていることについて話していきます。

現在は画像検索や動画検索、文章などすべてがネットで収集できる時代になって来て、

資料を参考に絵を描くことがとても容易にできるようになりました。

そんな状況でもなお絵を描く多くの人が大事にしていることがあります。

それは 「自然の観察」 です。

とても当たり前のことですが、自然は描くつもりで観察する場合と、

ただただぼーと見る場合では見え方が違って来ます。

ぼ〜と眺めることも良いことですが、絵を描く場合は観察眼を持つことをお勧めします。

・なぜ画像ではダメなのか?

正直ある程度基礎があれば画像をもとに絵を描いても全く問題ないです。

でも一番初めはやっぱり、自然や実物を観察した方がいいんですね。

理由としては、自然を直接観察した方が視覚的情報が多い上に、

聴覚、や嗅覚、場合によっては触覚などからもたくさん感じるものがあります。

風景でも人物でも動物でも同じです。

例をあげると昔の西洋の絵描きは外でのスケッチをする習慣をもつ人がたくさんいたんですね。

そのまま外で完成させる場合もありますが、そとでスケッチしたものを資料として持ち帰り、

本作品はアトリエでまた別に描いて完成させていました。

ここで言いたいのは、画像を見て描くのが問題ではなく一度も自然を

しっかり観察していないことが少し物足りないわけです。

自然い触れて観察したことがしっかりベースにあれば、画像を見ながらでも、

そこまで問題はありません。

どちらにしても、絵の具を画面い置いている時は記憶に頼っているため、

見方や観察の方法が合っていれば、画像から絵を描いても、想像力が働きます。

アニメ監督の宮崎駿さんもアニメ制作のベースには歴史的文脈以外に

子供のころの自然観察が大切だと言われています。

つまり、アニメを見てアニメをつくるのと、

自然に触れてから或いは観察してアニメを作るのとでは違いがあると言えそうですね。

静物や動物を描く場合でも、写真や画像をメインとする場合が多いですが、

時間があるときに絵を描くことを前提にしっかり、

実物を観察すると気づかないことがたくさん発見があります。

・画像見ながら絵を描く場合は何を気をつければ良い?

画像を見ながら絵を描く場合は、まずは「指導を受けながら描く」のが良いでしょう。

指導を受けながら、あるいは経験豊富な講師が話した理論に従って描けば、

ある程度、説得力のある絵が描けるようになります。

つまりこれも間接的に自然の観察をしながら描く経験をした人の学びを元に絵を

描いているので、知識と知恵を分けてもらっているわけですね。

他にも「完成作品の模写」も効果的です。すでに自然を観察しながら描いた先人の目と

感性のフィルターを通して完成された絵なので、そのまま真似れば

絵に必要なポイントを吸収できるんですね。

初心者が写真の模写をするのは一見、完成度を高めやすい方法ですが、

落とし穴がたくさんあります。

きちんと物を観察する方法やバリエーションを知ってから、

そのうえで自分にしか描けない絵が描けると良いですよね。

最後までありがとうございます。楽しい1日をお過ごしください✨