制作での信用とは?

制作での信用とは?

どうも!講師のHouichiです。

今回は「制作での信用とは?」というテーマで話していきたいと思います。

一般的に信用とは話したことや行ったことを間違いないこととして受け入れることだと

思いますが、例えば、言ったことを実行することや、正しく事実を報告すること、

時間を守ることなど、こう言ったことは生活する上で基礎にあたる部分だと思います。

しかし、自分と向き合うという制作に限れば、信用は、客観的な観察以外はやはり、

10人と色です。表現となると、形のデザインも様々で、色使いも人それぞれです。

では方向が不安定な制作において、何が信用となるんでしょうか?

それは画面隅々まで、意識的に選択して、作り上げているかということでしょう。

以上の点を踏まえて今回は3つの視点から考えていきたいと思います。

・線一本に責任を持つ

・選んだ方向を正解にする

・修正も前に進んでいると捉える

・線一本に責任を持つ

どんな分野や表現形式をとるにしても大抵の場合は、線の要素が含まれますよね。

この線一本を意識的に引くか、無意識にでたらめに引くかで、作品の印象に大きく影響します。

線数本を使って描いたものを見ただけで、その人の実力がわかるものです。

なので、意識するだけでも、少なくとも線の質は1日でも変わります。

確かに1日で上達するわけでありませんが、この意識を早い段階ですれば、

その積み上げた先はきっと違う未来になっているでしょう。

やはり、引いた線を責任を持って、引き始めから引き終わりまで、意識をめぐらせ、

止め払いを意識すると見る人にもしっかりと伝わるものです。

・選んだ方向を正解にする

何をどの様に描いたかは最終的には描いた人に任せられるので、仮に抽象的な要素や、

何か新しい試みをするときも、しっかり一本の線を引くときと同じように、迷いを取り払って、

形として示すことが大切です。

見る人が何を描いているのかは鑑賞することで理解できますが、

その人が選んで描いた意思の乗った線や色、形は無意識に感じられるものです。

もちろん初めは迷いもあるので、少しずつ鍛えていくことで、迷いが少なくなっていきます。

こういった選択をしながら、制作していくことで、自分の中の正解を

見つけていくことができる様になります。

・修正も前に進んでいると捉える

修正するときこそ自分を信じることが大切です。

特にある程度描き進んでからの修正に関して、初めはそれなりに勇気がいるものです。

そんな時は、前に進めるために必要だと思えば、ハードルが下がっていき、

手が止まることが少なくなります。

やはり、全体を通して自分自身の選択を信じることが制作での信用であり、

それが見る人に伝われば、感動にもつながり、信用にもつながっていきます。

あなたの制作が全ての人に信用されて受け入れられることは難しいですが、

自分を信じることで必ず誰かの心に響くはずです。

今回の3点を意識して制作に取り組んでみてください。

最後までありがとうございます。