展示を見ることで得られる3つのこと

展示を見ることで得られる3つのこと

どうも!講師のHouichiです。

今回は展示を見ることで得られることをテーマに話していきます。

展示といえば、絵や美術作品の展示、アートフェア、今ハマっているアーティストのや、

絵師の個展やイベント、フェスなどを思い浮かべますが、これらの展示などのイベント体験は

普段部屋や画面越しに見たり感じたりする感覚とはまた一段と違った感動と衝撃を受けるかと思います。

なぜなら展示を見に行ったりすることで、実際に活動をしている人の雰囲気や熱量を

肌で感じることができ、自身の制作に対する向き合い方や姿勢に大きく影響するからです。

では具体的どういったメリットがあるのか5つに分けてみていきたいと思います。

・実物の作品と現実の場の雰囲気を直接体験できる

・多角的に展示に関わる人や物事が見れる

・自分ごととして見れるかわかる

・実物の作品が見れる

なんといっても実物の作品が見れることは、作家やアーティストの息遣いに

直接触れることができるので、特に純粋な作品体験ではないでしょうか。

展示の場は作る人や作品と見る人が合間見える貴重な機会で、作品が一人歩きして、

世界や社会に影響を与えるきっかけとしての役割も果たしています。

僕自身の経験を挙げれば、いつも画集やスクリーン越しに見て言いた作品が、

現実の空間にイベントとして現れ、たとえ印刷にしても、会場では全く規模の違った感じ方を

与えてくれたことをいつも感じてきました。

例えば、作品の質感や、没入感、他にも会場の雰囲や周りの環境音にも影響を受けていた気がします。

・多角的に展示に関わる人や物事が見れる

もう1つのメリットとしては展示を見に行くことで、

展示だけではなく、展示に関わる人やその周辺の様子を垣間見え、

作品が見る人に届くまでの流れを間接的に知ることができる点です。

例えば、展示会場に行けば、作品に加えて、展示係る宣伝資料や、スタッフや会場のデザイン、

ライティング、グッズ販売や画集、作品集など、その展示にはたくさんの構成要素があって、

あなたが持つ興味を広げることができます。

創作が好きな人は制作のことばかり考えがちですが、それを人に届けるには伝える力も必要です。

そして決して自分一人では成り立たず、色々な人の手助けがあって初めて成り立つわけですね。

それを展示ではいつもよりもはっきりと体感することができる貴重な機会でもあるんですね。

・自分ごととして見れるかわかる

展示を見に行くことで、その展示が自分ごととして見れるかどうかに気づくことができます。

特に美大受験を考えている学生さんには意識して欲しいのがこの点です。

これから作る側に興味を持ってその専門家になる考えがあるならば、

見る視点は消費者視点も良いですが、それ以上に、作る側、届ける側の視点を

持つことが必要になってきます。

展示を見るときに自分ごととして見れるということはその業界で働いたり、

活動することに対して強いビジョンを持てていると言えます。

ぜひ自分ごととして、少なくとも、作る側、発信する側の視点で展示を見て見ましょう。

どの時期にもその時にぴったりな見方や考え方があります。

今できないことでも続けていったらできるようになったり、チャンスが

やってくるかもしれないので、それまで準備をしていくことを心がけていきたいものです。

最後までありがとうございます。