どうも!講師のHouichiです。
今回は制作におけるショック療法というテーマで話していきたいと思います。
まず制作する上で、技術や画材の前に健康であることが大切ですよね。
健康な体や精神がなければ絵を描くこともままなりません。
なんですが、現実的な話をすれば、今よりも高いレベルで制作をしたり、
続けていくためには、長期的にしろ短期的にしろ、心身に負荷を掛けざるを得ない時があります。
これは僕が接した多くの教師から聞いたことでもあり、僕自身も経験したことがあります。
ただ、この話題になるときに、どの先生や先輩たちも(自己責任で)や、
(無理ない程度に無理してください)、(~の期間だけで良いから人生で1番努力してみて)など、
言葉は違えど大体同じニュアンスの内容を話されていました。
やはり、ある領域からは自主性が求められますし、アドバイスや課題を受け取るにしても、
意識の根本は自主性があるに違いありません。
それに気づくかだけのことですが、これを強制的に引き起こす方法が「ショック療法」です。
一般的な意味合いとしては、精神障害の患者さんに心身のストレスを与えて、症状を和らげたり、
他には、無気力な状況にある人に刺激を与えて、奮起させて、活力を与えるという方法です。
そして今回はのショック療法を自主的に取り組む方法です。
自ら進んで、負荷をかけて短期的に成長を図るんですね。
誰でも簡単にできるものではないですが、一度取り組んでみると、自身の中の基準が
ガラッと変わったりするので、その後の成果に大きく影響を与えるのは間違いないでしょう。
では、もしチャレンジする場合どういったことに注意すれば良いのか、
いくつかピックアップしていきたいと思います。
目次
1事前に十分な休息や取り組むための時間を確保しておく
2最低限の段階を踏む
3無理だと思ったらいつでもやめる勇気を持つ
1事前に十分な休息や取り組むための時間を確保しておく
ショック療法にチャレンジするにはやはりそれをするだけの体力と時間がなければ
行うことは難しいですよね。熱が出たり、病気を患ったり、怪我したりしていると、
取り組むこと自体が困難な時もあります。
また他の仕事や勉強に時間を使っていて、自由な時間があまり取れない、
なんてこともあるでしょう。
なのでチャレンジするのには学生であれば、長期休暇の時間は最大のチャンスで、
この時間を使って取り組むことが良いでしょう。
社会人であれば休みの日を有効活用することができますよね。しっかり、体調が万全で、
時間を確保することが重要です。
そして実際に始まれば、多少の疲労は気にしてはいけません。
負荷を掛けて短期間で実力をつける方法ですので。
2最低限の段階を踏む
次に、ある程度は段階を踏むこともあった方が良いと考えています。
休みの日であれば、初めは6時間、2回目は8時間、3回目は12時間、4回目以降~
12~17時間といった具合に、時間の長さと強度を増やす方が、できたりするものです。
ショック療法的にはいきなりの方が理想ですが、大抵はできそうと思っても、
初めは精神的にも体力的にも積み上げてきたものがなければ、出来ななかったりします。
なのである程度段階を踏むことは有効です。
3無理だと思ったらいつでもやめる勇気を持つ
とはいえ、長期的な目線で考えれば、このチャレンジで体を壊したり、
挫折して2度としたくないと思ってしまったらもったいないので、あまりにもきついと思ったら、
一度やめることも大切です。
やはり初心は広い意味で、達成感や楽しく制作できることの方が大切だったりするので、
あきらめも肝心です。
今回は短期間に実力をつける方法を紹介させていただきました。
しっかり自身の心身と相談して、次のステップに進めることを目指してみましょう。
最後までありがとうございます。