どうも!講師のHouichiです。
今回は制作に関するアイデアのコツについて話していきます。
特に完璧主義の人は気をつけたい内容で、毎回100点満点を目指してしまうことに
対する注意喚起でもあります。
完璧主義は悪くはないんですが、同時に、完璧を目指して作業が進まなくなることが
よくあるかと思います。そしてこの特性のせいで、期限が迫っているときは
いつも作業が滞って、大変な思いをするのではないでしょうか?
そういった場合はやはり、基準を下げて、それをコンスタンスに作り続けられることが
必要なんですね。ではなぜそう言えるのか、もう少し見ていきましょう。
目次
・100点満点よりも70点をどう面白く見せるか
・100点満点はボーナス
・ボーナスを期待しないことでより作品が生まれることがある。
・100点満点よりも70点をどう面白く見せるか
コンスタンスに作り続けていると、100点満点のつもりでも、70点ぐらいの出来の回数が
多いのは多くの人が経験してきたことでないでしょうか。
これはアイデアにも当てはまっていて、いつも完璧なアイデアなんて出ないんですね。
そこで必要になってくるのが70点の普通のアイデアをいかにして、良く、
面白く見せるかという点です。
例えばレストランでフルコースを食べるのではなく、家にある食材で美味しい料理と
作ることに似ているし、カードゲームで言えば、手持ちの手札で勝負するしかありませんよね。
そして70点のアイデアを面白く魅力的にすることに慣れたら、完璧を目指して、
結局動けずに止まってしまうことで悩むことが減っていくんですね。
・100点満点はボーナス
こうやって70点のアイデアをコンスタンスに作品として形にしていく体力が身に付いたら、
それの延長線上に時々ボーナスとして100点が取れることがあるんですね。
もちろん70点は自分の中の感覚値や、目指す目標から見た大体の数値でいいので、
もしかすると平均点が80~90点の場合もあるかもしれませんね。
とにかく完璧がないと分かりつつ、完璧に近づけるぐらいの気持ちでアイデアや
制作に向き合った方が長く続き、挫折も軽いもので済みます。
・ボーナスを期待しないことでより作品が生まれることがある。
なぜボーナスを期待しない方が良いのかと言えば、期待しない分、考える時間や感情を
制作自体に集中できるからです。100点を目指すのはとても抽象的なことであって、
実際に始めたら、何をするのかに焦点を合わせつつ、行動しなければいけませんよね。
そうすると満点をとるという意識がその行動を邪魔してしまうんですね。
続けていったら、いつの間にか満点に近いアイデアで制作できたぐらいにした方が
作品が完成するのではないでしょうか?
結論としては仮にアイデアが70点のものでも、120%の力で取り組めば、
確実に作品が完成する上に、制作が滞ることも減るでしょう。
このやり切る習慣を身につけば、100点のアイデアが出てきた時も
120点の出来で作れるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。最後までありがとうございます。