どうも!講師のHouichiです。
今回は「制作で増やした方が良いものと減らした方が良いもの」
というテーマで話していきたいと思います。
制作している時にうまくいく時とつまずく時があるのですが、どういった原因が
あるかどれぐらい考えたことがあるでしょうか?
たまたまうまく行った時もあれば、確信を持ってできたと思えることもきっとあると思います。
特にたまたまうまく行った時は浮かれたり、逆にどうしてできたのかわからないから
不安になることがあるかも知れませんよね。
けれども、今回取り上げる増やすべきものと減らすべきものをしっかり理解して、
取り入れることで、きっと以前よりもコントロールできることが増えると思います。
では内容を見ていきましょう。
・新しい経験と発想は増したい
・重複する作業や失敗は減らしたい
・増やした後に気をつけたいこと
・新しい経験と発想は増したい

まず増やしたいものはやはり、経験と発想の回数です。
一見関係のなさそうなことも経験することで制作のアイデアに繋がったり、
技術の手助けになったりするんですね。
興味があったら、まず取り組んでみるようにすると良いかと思います。
おすすめとしては、制作に関して画材などを基本セットにつとどまらせず、
色々使ってみると良いですね。私が学生の時は、教室で取り上げた画材以外にも
先生が口頭で不意に話した画材や受験生が使っている画材に興味が湧いてきて、
自主的に購入して試したことがあるのですが、とても有意義な経験でした。
いつも使っているものよりも使いやすかったり、予備を買っておくなど、
制作の不便が減っていきましたね。
もちろん買ってほとんど役に立たず、1、2回しか使わなかった画材もありましたが、
中には10数年後にその筆の良さに気づいて使うようになることもあります。
様々な制作のプロセスや、たくさんの作品を知ったり見ることも経験として大切なので、
積極的に習慣づけると良いかと思います。
・重複する作業や失敗は減らしたい

では次に減らしたいものはやはり、重複する作業や同じ失敗です。
発想する段階では無駄があったほうが創造性が高まったりすることがありますが、
作業に取り掛かるとなると、できるなら無駄な作業がない方がスムーズに
進んで完成度も上がりますよね。
例えば、形を描くときにすでに描きたいイメージが決まっているなら、
いかに繰り返しを減らして楽に正確に描けるのか、
工夫したい時は絶対に外したくないポイントから決めていった方が、
後々修正する回数が減ったりしますし、迷いも減ってきます。
また,よくないプロセスとして重要度の判断ができずに目先の違和感に気を取られて、
構図のバランスを犠牲にすることも慣れないうちはよくあるものです。
こういったことがあることで、同じ失敗をするのはもったいないですよね。
さらに起こった問題から修正作業もどんどん増えていきます。
なので、何が重要なのか、クセに引っ張られずに冷静に判断する力をつけていくことが大切です。
・増やした後に気をつけたいこと

さて、経験をもとに発想を増やしていくことは良いのですが、
ここでアイデアどんどん出していったときに、意識していきたいのは、
取捨選択を迷わないことです。良くないものはどんどん捨てて、
うまくいった例を残して積み上げていくことが大切です。
うまくいかない方法にいつまでも、しがみついていくのは
新しい可能性を減らしていくので、気をつけたいですよね。
早いうちに判断できる方が失敗も小さく済む点もメリットでしょう。
普段のちょっとした意識の違いで制作に大きく影響し、結果も変わったりするので
今回の方法を参考にしてみてください。最後までありがとうございます。