どうも!講師のHouichiです。
今回は、「細部を描いたら全体が崩れる問題を解決する3つの方法」というテーマで話していきます。
絵の完成度を上げるために、一生懸命細部を描こうとすればするほど、全体感が崩れる、、、
そんなことはありませんか?
形や色味も確認したつもりなんだけれど、なんだか印象が違ったり、納得できない。
特にこれは描き込むことにこだわりを持てば持つほど、出てきやすい問題なんですね。
そこで今回はこういった問題にぶつかったときに、解決の糸口を見つけやすくする3つの方法を
紹介したいと思います。
1 離れてみる
2 記憶を活用
3 ぼーとみる
まとめ
1 離れてみる

これは王道の全体感の確認と調整の方法で、何度も聞く話ですが、
始めたばかりの時ほど、忘れてしまいがちです。
効果としては、離れてみれば、こだわっていた細部が強制的に、見えづらくなり、
全体がパッと視界に飛び込んでくるので、瞬時に崩れている部分に気づくことが
できるようになるんですね。
また色味の判断にも効果的で、どうしても細部を凝視すると視界が暗くなり、
色味も暗く沈みがちですが、離れてモチーフ全体を見ると、個人差はありますが、
細部がぼやけて、全体の色味が明るく鮮やかに見えてきます。
そうすると、自ずと暗く沈んだ色味を調整する方が絵が良くなることに気づくことができます。
2 記憶を活用

次に、記憶を活用するというのは、1番の離れてみるができたら、活用したい方法で、
離れて見たときの印象を記憶し、実際制作位置に戻した時に、その記憶を頼りに描きます。
細部は座って見た位置のほうが見やすいので、座ってを見つつ、離れた時の明暗のバランスと
色味の印象に寄せて描くと、細部も描き込まれていて、
尚且つ全体の明暗と色味のバランスが取れた絵を描くことができるようになるんですね。
突き詰めれば、どちらにせよ私たちは目で見た記憶を頼りに絵を描いています。
想像画でなければ、基本的に目でものを見、一瞬の眼球移動で画面を見、
記憶で描いているはずです。
どの時点で見て記憶した画像を使うか、もっと慎重に選びたいのです。
記憶のバリエーションを増やして、活用していくと、絵に深みが出てきます。
3 ぼーとみる

最後にぼーと見るを挙げたいと思います。
ぼーと見るとはあまり焦点を当てずに、ぼんやり見ることで、これは画面をそこまで、
離れずとも、全体感を把握するのに適しています。
特に試験の時に離れてみにくい状況やタイミングがあるので、その時に活用できます。
具体的には焦点を当てる位置をずらして、画面ではなく目と画面の間に焦点を当てると、
画面がぼんやりして、色味やコントラスト、シルエットがぼんやり、見れるようになり、
画面全体を把握しやすくなるんですね。
意外と使えるので、活用してみてください。
まとめ

結局、話すことや運動と同じように、見るということにも、緊張と緩和が有効で、
制作に広がりを与えてくれるんですね。
行き詰まった時は、視点を変えてみることを思い出してみてください。
最後までありがとうございます。