どうも!講師のHouichiです。
今回はなりきり思考で実力UPを実現するというテーマで話していきます。
普段の制作でうまくいくこともあれば、失敗することもあると思うのですが、
嬉しかったり、落ち込んだりすることってありますよね。
けれども、その時の考え方や意識の持ち方で全く違った未来がやってくることを
感覚的でも経験的にも知っているでしょうか?
ちなみに僕自身はこの思考方法でかなり恩恵を受けてきました。
では得られるメリットを見てみましょう。
1.違和感は成長のエンジン
2.“なりきり”は自動補正装置
3.仮想のゴールで反復回数が爆増
1.違和感は成長のエンジン

目標との差を「まだまだだな」と素直に受け止める姿勢は大切ですが、
そこで満足してしまうとレベルアップは鈍化します。
優れたクリエイターは、憧れの作品を前にした瞬間に「自分もすぐにでもこの水準に
立っていなければ変だ」と強烈な違和感を覚えます。
たとえば石膏デッサンを練習中の受験生が、東京藝大合格者のスケッチを目の当たりに
したとき、「自分の線の迷いが目立つのは“らしくない”」と感じられれば、
翌日から線を引く速度や迷いの少なさに執拗にこだわり始めるでしょう。
この違和感を伴う思い込みこそが、現状を押し上げるエンジンになります。
2.“なりきり”は自動補正装置

「自分はすでに合格レベルの描き手だ」と半ば演技的にでも思い込むと、
脳はその設定を維持するためにギャップを自動補正しようとします。
プロのイラストレーターになりきった学生は、ポートフォリオを組むときにページ構成や
配色の一貫性を当然の基準としてチェックし始めます。
すると、講評を受けなくても「ここは情報過多で読みにくい」
「キャラクターの重心が不安定だ」といった問題点が自然に目に入り、
自発的に修正サイクルが回り出します。
思い込み=先取りしたセルフ・スタンダードが、
24時間稼働する内蔵コーチの役割を果たすのです。
3.仮想のゴールで反復回数が爆増

なりきった状態では、行動量そのものも跳ね上がります。
たとえば「自分は展示会に出す作家だ」と設定した人は、実際の〆切がなくても
毎週“展示用”の新作を完成させようとします。結果として、
ただ課題をこなすだけの同期よりも制作回数が圧倒的に増え、
試行錯誤のサイクルが速く回る分だけ上達速度も倍加します。
さらに、完成を前提にするので作品を客観視する習慣がつき、
細部の粗やストーリー性の薄さに気づきやすくなる――
これも“本番を先払い”する思い込みの副次的メリットです。
まとめ――思い込みは最速の近道

目標との差を直視しつつ「私はすでにそこに立っている」と強く思い込む――
このなりきり思考は、(1)違和感を成長エンジンに変え、
(2)自動補正装置として問題点を次々発見し、
(3)行動量を爆発的に増やすことで学習サイクルを加速させます。
結局、「まだ届かない自分」を確認するだけでは足りません。
「届いていなければおかしい」と感じ、理想の自分を先に演じてしまうほうが、
現実を引き上げる最短ルートです。
今日から一歩、あなたが“なりきる”ステージを決めてみてください。
最後までありがとうございます。