モチーフを変えると上達する理由とは?

モチーフを変えると上達する理由とは?

どうも!講師のHouichiです。

今回はモチーフを変えると絵が上達する理由とは?というテーマで話していきます。

同じモチーフや課題を続けているとだんだん無意識に飽きてきて、描こうとしても、

完成度がイマイチになったり、いつもはしないようなミスをしたり、

感覚が鈍くなってくることがあります。

この現象は週に描く回数が多い場合によく起こることで、作家さんや受験生に起こりやすい問題です。

けれども、仮に飽きていなかったとしても、モチーフを変えたり、

部分的にマイナーチェンジをするだけでも良いことが多いんです。

なぜなら、あるモチーフや課題を描いた時に出てきた問題が難しそうに感じていたものでも、

モチーフを変えたら、普段とは違う見方や意識で描けたりすることがあって、

この意識を以前のモチーフで活かせる発見があるからなのですね。

こういった理由があるので、僕自身、時々指導に取り入れるようにしています。

では具体的なメリットをいくつか挙げていくので、どこか良いタイミングで活用してみてください。

1 視野の拡大

2 気持ちや手の感覚をリフレッシュ

3 不安の解消

1 視野の拡大

モチーフを変えたり、課題自体を変えると視野が拡大します。

単純にりんごを描いていたのを瓶に変えるだけでも、さまざまな問題増えたり、発見があります。

りんごは一見簡単で、球のような陰影が描けたら、なんとなく描けた気になるんですね。

けれどもまだまだ見えるものがあって、例えば、模様と全体の影のバランスはどうすれば

良いのか、なんてことはぼんやりしたままかもしれません。

仮に模様を描かなくても、りんごっぽく見えるのでそこまで気にならないんですね。

けれども、これを瓶にモチーフを変えた場合、映り込みを描かないと

質感が全く見えてこないことに気づきます。でも映り込みを描くと立体がなくぺったんこに見える。

ここでりんごを描いたときの陰影の意識を持って

明暗を強調してあげないと良くならないことに気が付きます。

つまり、瓶では自然に細部を見る目が鍛えられ、立体が出ない時に初めてリンゴを描いた時に

身につけた陰影を描く方法が応用できることに気づくかもしれません。

今話したのはほんの予測ですが、違うものに触れて初めて足りないことに気づいたり、

前に触れたものの良さに気づいたりするものですよね。

そうしていくういちに視野が拡大していきます。

2 気持ちや手の感覚をリフレッシュ

モチーフを変えることは単純に気分のリフレッシュになって、新鮮な気持ちで絵を描くことを

思い出させてくれます。

そして実際に、手慣れで描いている状態から観察して手探りで描く素直さに立ち返ることもできます。

身体は放ておくと、めんどくさいことを避けて手抜きするようにできているので、

課題を変えたり、モチーフを変えることは感覚の慣れによる質の低下を防ぐ役割があるんですね。

3 不安の解消

いろんなモチーフを描くとそれぞれ別の課題が見えてきて、1つの問題でつまづいても、

別のモチーフではうまく自分の力を発揮できることがあるのですね。

なのでいつも描いているモチーフで別のものを描きたくなった場合は変えてみることをお勧めします。

もちろん1つのモチーフをとことん掘り下げて描くことも効果的ですが、バランスをとりつつ、

状況に合わせて柔軟に取り組んでいくことが大切です。

色々描いていくことで、さらに得意不得、気づかない部分の発見、

こういった経験を通して、初めに感じていた不安が

小さくなっていくことができるようになっていくでしょう。

まとめ

今回のおさらいとして、モチーフを変えるメリットは3つあって、

1つ目は視野の拡大で、色々な視点から観察して、絵を描いて作り上げていくことは

作品内容の豊かさにつながります。

2つ目は気分や手の感覚のリフレッシュができて、また新鮮な気持ちに制作に取り組むことが

できるようになって、絵が良くなっていきます。

この積み重ねで絵が上達していくんですね。

3つ目は、不安が解消されます。

色んなモチーフや課題に挑戦することで、自分の得意分野がよりはっきりして、

苦手が気になりすぎることがなくなり、

本来持っている力を発揮するきっかけを掴むことができるようになります。

マンネリした時はぜひ取り入れて、現状突破して絵を上達させましょう!

最後までありがとうございます。