どうも!講師の、Houichiです。
今回は「効果的な恐怖の対処法」というテーマで話していきたと思います。
制作や受験において期待だけではなく、恐怖や不安はやっぱりついて回りますよね。
時には、まわりの景色までグレーに見えることがあるかもしれません。
恐怖を感じやすい状況はいくつかあって、
例えば、慣れない場所や課題、人と組み合わさると著しく起こります。
なので試験では80%の出来でもなんとかなるように対策することが重要になってきます。
(まれに本来以上の力を発揮する場合もありますが)
私自身も入試や似たような状況下では恐怖を感じることがありました。
例えば、周りの人の作品に気を取られたり、試験監督に何か
チェックされているのではないかなどと考えたりすることもありました。
気を意識的にそらそうとしていましたが、無意識はそう簡単に変えられないんですね。
そして何より、初めての場所での制作はやはり普段と違うプレッシャーがあり、
少なからず制作に影響を与えたのだろうと、今振り返ると気づくことがあります。
そう考えてみると、この恐怖を克服るすることでかなり結果に違いが出てきそうですよね。
実はほんの少し視点や行動を変えるだけで恐怖や緊張を和らげることができます。
では具体的な方法を見ていきましょう。
・状況を受け入れて、客観的に見る
・最悪の事態を想定してその状況との差を把握する
・今から何が出来るのかに目を向ける
・状況を受け入れて、客観的に見る
不安や恐怖を感じたら、まずはその状況を受け入れて、客観的に見ることで、
その状況に飲み込まれずにすみます。
大抵どうしようもないときは、飲み込まれていることにすら気づいていないか、
言語化できていない状況にいます。
こういった事態に陥ったときにこそ、ありのままの感情を見てあげることが重要です。
感じているものに気づいて、受け入れた瞬間からすでにその状態を俯瞰して
見ている自分に切り替わるので、じわじわと感情が薄らいでいくんですね。
認知学的な行動実験からも
集中することで、効率が上がるとの結果が出ていることからも、俯瞰してみることに
集中すればその状況把握に意識が向くので、それ以外の感情や意識が薄れるのは、
ごく自然なことだと理解できるかと思います。
また量子論の側面からみても、観察する状態と観察しない状態では感情含め、世界の見え方や
とらえ方に変化が見られることがほぼ証明されつつあることも、見逃せません。
いろいろややこしく言いましたが、
簡単に言えば、「ありのままの感情を見つめつつ、視点を変える練習をすれば、
感情のコントロールが楽になります」が理解できるだけでもひとまず良いかと。
・最悪の事態を想定してその状況との差を把握する
でも視点を変えるといってもすぐにポジティブになんかなれない、
と思ってしまうのも無理はありませんよね。
そんなときは、今の状況からがどれぐらいやばいのか、
最悪の事態と比べてみることをおすすめします。
制作で難しい課題が出て来たら、完成できるかどうかで不安ならば、
最悪の事態を完成しないではなく、
時間までに修正し過ぎて一筆も進めず白紙、とすれば、
今の実力でもかなり気が楽になると思いませんか?
また試験ならば、試験の出来や雰囲気で、恐怖を感じるならば、
欠席や課題違反で失格になることを最悪の事態と仮に設定すれば、
かなり現状を冷静にみれるようになり、制作に集中できると思うんですね。
ポジティブになれないときは、不安や恐怖のレベルを掘り下げてみると冷静さを保つことができるようになります。
・今から何が出来るのかに目を向ける
なんといっても、今から何が出来るかに目を向けて取り組んでいくことが、
望む結果をもたらすことに繋がるんですね。
良い結果を出し続ける人は、やっぱり結果に一喜一憂せずに過去を踏まえて、
これからどうすれば望ましい結果に繋がるのか、スケールや内容は人それぞれですが、
常にこれらを大事にします。
そしてこの解像度がとんでもなく高いんですね、ほんの些細な感情や思考の揺らぎも、
どんな影響をもたらすのか、よく良く理解しようとします。
一朝一夕でできることではないので、まずは理解して気づくことが大切と言えます。
是非恐怖に襲われそうに,なった時に活用してみて下さい。
最後までありがとうございます。