どうも!講師のHouichiです。
今回は「なぜ完成イメージを持つことが大切か?イメージしやすくする3つのコツ」
と言うテーマで話していきたいと思います。
今までの経験上完成イメージを持った方が結果として、物事を達成した経験はないでしょうか?
これは完成イメージを持つことで得られるメリットです。
何かを達成するために学ぶ場合と行き当たりばったりで学ぶ場合では仕上がりに
歴然とした違いが出るでしょう。
イメージを持っている場合は目的地を知って歩いているのでゴールまで進むことができます。
さら地図を持って、実際に歩いている場所の特徴まで把握しているなら、尚良いですよね。
そうすると、道の途中で起こる様々な問題に対処することもできるようになります。
つまり、「地図があると」目的地まで辿りやすくなると言うことです。そして、
教室で作品の講評は作品がきちんとゴールを進めているか
判断するための重要な地図の1つと言えます。
さて完成像をイメージしやすくさせるコツがあるのすが、今回は3つ見ていきたいと思います。
1 たくさんの参考作品を見る
2 仮説を立てる
3 小さく試して素早く修正する
1 たくさんの参考作品を見る

まずはたくさんの参考作品を見ましょう。
多くの場合自分が作りたい作品の方向はすでに誰かが思いついたことが多いので、
たくさんの参考作品を見ることで、完成の雰囲気を先回りして知ることができます。
1番の問題はまだ知らないことを知らないことです。
一方、多くの作品を見ることで、いずれアイデアや活用できるタイミングが
やって来るようになります。
2 仮説を立てる

次にたくさんの作品を見た後に漠然と見るのではなく、仮説を立てると、
自身の制作の時に完成図がイメージしやすくなるんですね。
仮説を立てることで、その作品のイメージが1つの方向性を持って見えてくるようになります。
例えば、「構図は何を意識して描かれているんだろう」、や
「形の描き方や、明暗の構成はどのような特徴があるのかな」などの疑問が湧いてくると、
自身が制作する時も同じような点を意識しながら描くようになり、
完成方向が明確になって、結果として完成度が上がります。
そして仮説したことが正しいかどうか、あるいは効果的かどうかを制作しながら、
試していくんですね。
そして試すときのコツとしては、通常のレッスン以外に次のような練習や実験を
してみてほしいと考えています。(特に受験生)
3 小さく試して素早く修正する

試す時は小さく試して素早く修正する方法が効果的かと思います。
あるいは要素を絞っても良いでしょう。
大きい絵や作品は上手くいけば良いですが、失敗すると時間も労力も使います。
これも収穫するものが大いにあるので、必要ではあるんですが、やはり、小さいサイズで
練習することでたくさんの枚数を積み重ねることができますよね。
失敗してもフットワーク軽く、軌道修正もしやすいのがメリットです。
私が学生の時も、先生からのアイドバイスで小作の練習を一定数してから、
実際のサイズに戻って描くと言う方法を繰り返していました。
そうすると、たくさん練習ができ、失敗もたくさんすることが出来ました。
おかげで、大きめのサイズで描く時には、すでに失敗しそうなポイントが
すでにわかるようになっていたので、かなり進めやすかった記憶があります。
是非制作に取り入れてみるようにしましょう。
最後までありがとうございます。