どうも!講師のHouichiです。
今回は「早く実力をつけるポイント3選」と言うテーマで僕自身の経験を踏まえつつ考えてみたいと思います。
期限がある試験の場合や描きたいイメージが明確にある場合は早くそれが描けるような実力が
つけられると制作も充実していきますよね。
そして作品の組み合わせや、難易度も上げられ、楽しさも増していきます。
けれども思うような成果が出ない時は焦ったり、やる気がなくなったりすることが
あると思います。僕自身制作で何回も途中で投げ出したいことがありました。
そんなかでも、いくつかの方法を試すことで、こういった問題に対処できるように
なったのですが、どういった方法か見てみましょう。
・小さなずれを見つけて修正する
・適切な環境を選ぶ
・日々の積み重ね
・小さなズレを見つけて修正する

小さなずれを見つけて修正することは実力をつける上でとても大切です。
時間制限がある場合はその範囲内でしっかり段取りを立てて行かないといけないのですが、
その中で修正できることは、さらに良くできると言う気づきでもあるため、
結果的に実力がついていくんですね。
そして修正するときも、わかりやすいところから微妙なところへと一歩ずつ難度を上げていけば、大きく何度も崩れることがなくなっていきます。
ズレに気づいた上で、修正するか、しないか、選べられるようになると
絵が意思を持ったように、ものを言うようになってきます。
わかりやすく言うと、描いた全ての線と陰影、色に意識が宿っているような
絵に近づいていく感覚です。
まずは、うまく修正できたかではなく、どれだけズレに気づいて、修正したか
を意識的に記録することから覚えるようにしていきましょう。
僕自身、一回でうまくいくことだけではなく、何度も修正していく上で、
出てくる作品の魅力にも気づかされてきました。
同じ形や色でも、塗ったままと塗って消して同じ線や色にした物ではやはり、
似てはいるものの、違いが感じられ、そのわずかな差に作品のさまざまな広がりの可能性を感じたことがあります。
・適切な環境を選ぶ

適切な環境を選ぶのは意識や努力よりも効果的だと言えます。
画塾や美術予備校に通うと言うことが既にに絵や作品を作る技術や考え方を吸収するのに
効果的な環境ですよね。どんなに強い思いがあっても、それを支える、
あるいは後押しする環境を整えなければ、実現は難しいと言えます。
そう言う環境がなくてもできる人は一握りの天才か、すでにそのような環境に
飛び込んだことがある人であれば、その経験をもとに自主的に鍛えていくことはできるでしょう。
浴びる情報と言葉が未来の結果を生み出すのを強く意識することが早く実力が付くんですね。
僕が高校1年生だった頃で、身予備校に通っていた時に、黙々絵を描くことが好きでした。
そんな時、先生に毎日先生と話した方が絵が上達するとアドバイスされました。
その時に絵を描くだけでなく、話すだけでも上達すると言われたことに驚きました。
その時はまだ腑に落ちずにいたんですが、意識はするようにはしました。
今考えるとその道の講師やプロの話はやっぱり経験を乗せた話や考え方から発せられたもので、
単に知識だけではなく、考え方や考える癖、意識するポイントなどあらゆる面を
話から吸収できることに今ながら納得しています。
極端な話、その人のある部分を吸収したいなら、その人に生活習慣や思考の習慣など
多方面から真似るのが早いんですね。
全ては難しいにしても、考え方や意識する数、ポイントは表面上の知識以上に
大切だったりします。
考える軸から吸収しながら手を動かすことを意識してみましょう。
・日々の積み重ね

日々の積み重ねは思った以上に効果的です。
長いスパンで見ると覚えたことを忘れてしまったり、ちょっと角度を変えたら応用できなくなって
同じ問題を繰り返すことって結構あるんですね。
問題を修正するには1日1日の積み重ねを意識することが大切になってきます。
毎日積み重ねていく意識を持てば、1日に1つでもしっかり覚えて帰ることが
できるようになっていきます。
もちろん一日の内にたくさん言われることはありますが、一番印象的なものを1つだけでも
覚えていくようにしていけば、100日後には100個になっていますよね。
さらに応用などもあるので、一回で、理解し切ることはできないですが、
それでも記憶と技術の定着が遥かによくなるはずです。
そうしていくうちに、あとは理解と実際の感覚のすり合わせを繰り返していけば、
おのずと実力がついてきます。
活用してみてください。最後までありがとうございます。