本や独学で学ぶ・教室で学ぶ・たった1つの違い

本や独学で学ぶ・教室で学ぶ・たった1つの違い

どうも!講師のHouichiです。

今回は、本や独学で学ぶ・教室で学ぶ・たった1つの違い、というテーマで

話していきたいと思います。

今回このテーマを書かせて頂こう思った理由は、最近指導を通して気づきいたことがあったからですが、色々な分野にも共通していて興味深いと思いました。

本を読んだり独学するメリットはやはり、時間と空間をあまり気にせず、好きなタイミングで、

自分のペースで吸収していく事ができる点ですよね。

一方、教室で学ぶ場合は教室の雰囲気を味わいながら、講師とのコミュニケーションなどが

でき、より制作する体験に没入できるというメリットがあるかと思います。

どちらにもメリット画があり、時と場合で使い分けることで効果的に学ぶことができるでしょう。

けれども正直いって、まとまった知識を沢山知るだけなら、本を読んだ方が早いかもしれません。

それでも、あえて言うならば、経験として教室で学ぶ機会を持つ方が良いと考えています。

どれくらい通うかは人それぞれですが、本や独学ではすぐに得られないことを早く得ることが

あるからです。そして本や独学も補助として使うと良いかと思います。

 そのすぐには得られないものとはなんでしょうか?教室の受講と本や独学の違いは何でしょうか?

・タイミング

・タイミングの種類

・タイミングをキャッチするコツ

・タイミング

タイミング?と思ったかもしれませんよね。ここでいうタイミングとは必要な時に

必要な考え方や描き方をするタイミングのこと指します。もちろん本にもそういった情報や

知識は描かれていますが、初めから判断は自分でするしかありません。

そして手順通りに進めた時に、発生した理解できない突発的な状態を

判断することも難しいでしょう。

一方、教室での直接指導はこれらの問題をいち早く発見してそのタイミングを

知らせる事ができます。

そして必要な時に、実際に描いて示すことができるのも

メリットかと思います。イレギュラーな状況が起こったとしても、よっぽどのことがない限り、

その状況に応じて対応することができるでしょう。

学びの初めの段階はやはり自分の描いている絵の状況を判断する力がついていない

事が多いので、状況判断をしてもらえる環境は大切になってきます。

・タイミングの種類

次に具体的なタイミングの種類を見てみましょう。

1つ目は、描き方を変えるタイミングです。

描く画材にはそれぞれ使い方があって、出だしと中盤、仕上げによって

それぞれ描き方が変わります。

そしてそれぞれのプロセスに入るタイミングは大雑把には知識として理解できるのですが、

モチーフの違いや、サイズの違いによって多少タイミングが異なることがあります。

例えば立体が複雑なモチーフは出だしと中盤の時間を伸ばしたり、シンプルなモチーフは

早めに仕上げのプロセスに入ることができます。

2つ目は修正するタイミングです。

修正するタイミングもある程度経験があった方が、容量がわかってきます。

形を直すタイミングや消すタイミングなど、これも直接指導する方が、

伝わりやすいことでしょう。

3つ目は止めるタイミングです。

作品はとにかく手数を足せば良くなるわけではないんですね。

必要な箇所に手数をしっかり足したら、しっかり手を止めるタイミングを

見極めることも大切です。

描かないことで見せ場をしっかり目立たせることがあるんですね。

わかりやすい例で言えば、柄と無地の対比に近いです、全部柄でもうるさくなりますし、

全部無地は無難ではあるけれど、何か足したくなるような感覚に近いでしょう。

・タイミングをキャッチするコツ

ではタイミングをキャッチするコツはどんなものがあるでしょうか。

やはり、1つに色々実験して失敗することです。

どんなに直接指導でも、自分の目や手の感覚でしっかり覚えないと身につきません。

言われてもすぐにできないところは、知識と感覚が近付くまではやはり、色々試したり、

微調整する必要があるんですね。

その点、直接指導であれば、うまくできたタイミングを

しっかり教えてもらえるという点でも、意義があります。

やっぱり失敗の種類を増やしつつ、できたタイミングを見逃さないことが

成長につながるかと思います。

このタイミングを掴むポイントがわかれば、本で学んでも吸収率が変わるでしょう。

参考にしてみてください。最後までありがとうございます。