どうも!講師のHouichiです。
今回は画材の凄さ、ほんの少しの工夫で仕上がりが変わる
というテーマで話していきます。
制作する上で、観察することと、想像力が大切になってきますが、
これに加えて画材や使い方を工夫をすることで作品が良くなっていくことがよくあります。
大きいサイズの絵を描くときや小さい細部を描くとき、目立たせたいとき、均一にしたいとき、
色んなシチュエーションがあると思いますが、大きく三つの要素に分けて考えるとわかりやすいのですが、
具体的にどんな点に気を配れば良いのか見ていきましょう!
・サイズ
・筆圧
・分量
・サイズ

すごく当たり前なことですが、画材を使うときはサイズがつきもので、
これは形と言い換えることもできます。
適切なサイズや形を扱うことで、望む筆致や画面の質感を出していくことができるんですね。
最近の指導を通して見ていったときに、もっと太いタッチや筆で描いたり、
細部はもっと筆の縁を立てて素早く引けば、もっと洗練された印象になるところを、
形が噛み合わず、ボテッとした印象になったり、鉛筆の幅や筆のサイズ、
あるいはエッジの鋭さが足りない原因で完成までに時間がかかってしまうことを
何度も見てきました。
これはそのまま学生時代の僕にも当てはまることで、デッサンで言えば
序盤で短いタッチを細かく描いて、すごく燃費の悪い制作をしていました。
・筆圧

これはすごく大事な要素で、あらゆる画材で筆圧を自在に扱う者は望む通りの
絵を描くことができると言っても過言ではありません。
鉛筆の種類を変えたり、絵の具の濃淡を変えても、一定の効果を得られるのですが、
これら外的要素の違いに加えて、筆圧の手加減が豊かな色味や濃淡、筆触のダイナミズムを
生み出します。これは一朝一夕で習得できるわけではありませんが、
10年以上かけて磨いてもまだまだ終わりが見えないほど深いものです。
例え、既に100色の濃淡が目の前に作ってあって、同じ筆と画材で描いても
その100色を100色のままで終わらせるか、あるいは10000色まで増やすかは筆圧にかかっています。
・分量

絵の具の分量や材料の比率も大切な要素です。
絵の具と水の量や絵の具を筆に含ませる量、これもちょっとした比率の変化でかなり、
塗った時の表情が変わってきます。
厚塗りをする場合は絵の具同士の比率や厚みの差で全く色味や質感が変わってきます。
こう言ったことは一度でも描けば体験できることなんですが、
これを感覚値でどうすれば良いのか、無数にある分量から適切な効果に持っていくのはやはり、
いろいろな分量を試すことが必要になってきます。
水彩であれば、滲みの広がり方で絵の印象が変わり、
油彩であれば、透明と不透明の分量や油分の光沢率でも見え方が変わってきます。
デジタルで描く場合では、線の量とレイヤーの量など、考えればキリがありません。
まとめ

絵を描いているとこう言ったことが常に現実的な問題として突きつけられるし、
これが描いていて味わい深い点でもあると思うんですね。
ぜひこの三つの要素を意識して、制作に取り組んでみてください。
最後までありがとうございます。