どうも!講師のHouichiです。
今回は「制作での振り返りの効果3選」というテーマで話して行きたいと思います。
制作をする上で、何をどのように表現するのかを意識的に考えたり、感じたりすることで、
望む作品が仕上がるのですが、制作の振り返りは何をどのように表現するのか、
について思い出させてくれる効果的な方法です。
どんなに魅力的な作品集に仕上がっても、なぜそれができるのかを、
自分で把握できていなければ、まぐれでしかなく、再現性に乏しくなりますし、
たいていうまく仕上がらず失敗します。
つまり勉強と同じように、振り返りをすることで実技や想像力が定着していくんですね。
では具体的にどのような効果があるのかもう少し具体的に見てみましょう。
1 学んだことの再確認で記憶が定着する
2 できている部分と出来ていない部分がわかり、次の対策ができる
3 自分の関心や興味がどこにあるのかがわかる
1 学んだことの再確認で記憶が定着する

やっぱり、振り返ることで、学んだことの再確認ができ、記憶に定着します。
記憶が定着することで、意識的なことがだんだん無意識でもできるようになり、
同じことをする時の負担がかなり減少するんですね。
覚えたばかりの時は、頭で論理的に考えながら、こうして、ああしてと、
頭をフル回転させて行きますが、慣れてくれば、考える量が減り、体が反応するようになります。
そうすることで、別のことを意識する余裕が生まれ、表現の幅が広がりますよね。
2 できている部分と出来ていない部分がわかり、次の対策ができる

1番に続けて、2番も重要なポイントです。
特殊な記憶力でもない限り、やはり、1回トライして全て覚えることは簡単ではありません。
覚えていると思っていても、意外と忘れていたりします。
そして振り返りによって何ができていて何ができなかったかが分かり、
必要な復習や練習は何なのかがわかってきます。
つまり、振り返りによって取りこぼしに気づいて、最短で目標達成ができるようになるんですね。
毎回課題の講評や添削で言われたことを時間がある時に振り返り、自主的に練習したり、
似たような参考作品を見てみることで知識を養って、実技への熱意も高まってきます。
私自身の経験上、制作でうまくいかなかったときに、自主的に問題点振り返って、
反復練習をした方が、からり変化がありました。それは自主的に言わなくても、
講師が感じてくれていたりするものです。
3 自分の関心や興味がどこにあるのかがわかる

振り返りをすることで、できていない部分だけではなく、できていることにも気づきますよね。
できることは当たり前に感じるかもしれませんが、意外と見落としているところで、
自分が意識的に好んでいる部分ではない、ところに無意識にできるところや、
隠れた好みが見つかることがあるんですね。
この潜在的な好みに気づくことで自身の強みをより伸ばしていけるようになります。
みにくいアヒルの子みたいにならないように、自分を本当に発揮できるところを見つけることが
大切になってきますが、振り返りは、目標達成に役立つだけでなく、
本当に自分に合った方向や方法が何なのか、それを見つける手助けをしてくれます。
最後までありがとうございます。