どうも!講師のHouichiです。
絵を講評されて凹んでしまったことはないですか?
形があわない、もやもやする。
もしあるなら、絵を良くしていくチャンスです。
けれども、どうして凹んだ時がチャンスなのでしょう?
ただでさえ、気持ちが沈んでいるのに、どうやって気持ちを切り替えて描けば良いのだろう。
その方法を3つのステップで紹介しようと思います。
目次
1 凹んだ時は、その時の感情を言葉にして話してみる
2 凹んだ時に感情が落ち着いたら、指摘されたことの本質を考えてみる
3 指摘されるのは伸び代があるということなので、喜んで直してみる
1 凹んだ時は、その時の感情を言葉にして話してみる
凹んでいる時はやっぱり感情のコントロールが難しいですよね。
もやもやしたり、あるいは悔しい感情があると思います。
そんな時は感情を感情で解決するのは効果的ではありません。
そんな気力もない時だってあります。
そんなときはそのままの自分を客観的に見つめて、感情を言葉にしてしまいましょう。
なぜか感情を言葉にすると少しずつ感情が落ち着いてきます。文字に書き起こしても効果的です。
これは「観照」とも言え、意味は「主観をまじえないで、冷静に現実をみつめること。」
これの大元は仏教用語の「真実の智慧(ちえ)を働かせて、個々の物事やその理法を明らかに洞察すること。」※
に由来するんですね。
※異制庭訓往来(14C中)「菩薩行門何非二度生之助品一。薩婆若海何非二観照之光明一」 〔般若心経略疏〕
2 凹んだ時に感情が落ち着いたら、指摘されたことの本質を考えてみる
感情が穏やかになってきたら、指摘されたことの本質を考えてみましょう。
例えば「色みが薄いのでしっかり色を塗った方がいいよ!」と言われたとします。
どうしてこの様に指摘されたのか、
理由は色々なんですね。なので講師の言った話の流れも理解する必要があるんですね。
例えば
・実際のモチーフ(画題)がもっと濃く鮮やかになっているから、や
・あるいは、他のモチーフと比べて薄いのかもしれません。
もし色が薄いことが、見る人にどんな印象を与えるか、まで想像できると「もっとわかりやすく、はっきり濃く
描いた方が見てもらいやすかもしれない」
あるいは「薄い色が得意だけど、薄い色が綺麗に見える様に、あえて濃い色と対比させて見せた方がいいのかも!」
の様なことに気づいていくんですね。
3 指摘されるのは伸び代があるということなので、喜んで直してみる
指摘されるのは伸び代があるということですよね。
つまり、指摘をラッキーな事として捉えるんです。
無理に捉えるのではなく、確かにこういうふうに考えることもできるよね
ぐらいで良いんですね。
そうしたら、あとは行動に移して問題を直してみます。
このとき気をつけたいのが、自分が選んでやっているという意識です。
やらされている意識だと成果が出にくい上に、つらくて継続できないからです。
どうせやるならゲーム感覚で、挑戦する気で、楽しくやった方が良いはずですよね。
自ら進んでする事と、しかたなくするのでは、見える世界は全く別ものです。
あなたはどっちを選びますか?
最後までありがとうございます。
楽しい1日を過ごしてください