どうも!講師のHouichi(鵬一)です。
どんなに描きたいモチーフでも必ず、
描きたい部分と描きたくない部分はあるものです。
けれども、描きたい部分を際立たせるためには、
描きたくない部分にも気を配る必要があるんですね。
そして特に地味だったり目立たないところは
描いていて気が進まないのですが、
今回はそこの解決法を考えていきたいと思います。
目次
・描く範囲を細かく区切る
・離れてみる時間を作る
・拡大解釈する
描く範囲を細かく区切る
地味なものを描いていて気分が乗らない原因は、
絵の変化がすぐに現れないからです。
この様に、描いているのにあまり進んで見えないために、
退屈する経験はないでしょうか?
絵を描くことは発想力を活かして大胆に進めるような
印象があるかもしれないですが、絵を描いたことがある人なら
作業のほとんどが地味だということは分かっているはずです。
この退屈を解決する1つの方法として
描く範囲を細かく区切ることが効果的です。
描く範囲を細かく区切ることで時間と作業が具体的に想像できるようになり、
作業に集中できます。そして決めた範囲を描き終える頃には
達成感を感じられます。
この様に目的意識をもって作業を細かく分類して作業が達成されると、
部屋をきれいに掃除したときの清々しさが感じられます。
つまり考え方を変えていけば地味なものや目立たない部分を描いても、
やる気が落ちることなく保ち続けることができるんですね。
離れてみる時間を作る
離れて見る時間を作ることで、ずっと描いている状態から解放されて
気分転換することができるのでとてもおすすめです。
また離れて自分の絵を見ることで、近くで見る時より、
絵全体の変化に気づきやすくなるので、問題点に速く気づくんですね。
そのため絵の修正もスムーズに進むのでとても重要なプロセスと言えます。
席から離れて画面を凝視せず、リラックスすることを意識しましょう。
拡大解釈する
影の中や、モチーフの端、奥など目立たなそうな地味な部分を小人になったつもりで、
その範囲を拡大して想像してみましょう。
そうすると、突然明暗の変化や立体感、
際の回り込む印象がクリアーになりませんか?
たとえ小さい部分や目立たない部分でも画像を拡大して
解像度をあげるようにイメージすることで、形や明暗などを描くのが簡単になります。
そして描いていて楽しくなります。
なのでわからない部分は拡大したイメージを想像する、あるいは拡大して描いて見ると解決すること
多いんですね。
どうでしょうか?地味でつまら
ないものでも、考え方やスケールか変えて見ていくことで、解決策が見えたり、
描いていて楽しくなったりするので、ぜひ参考にしてみてください。
最後までありがとうございます。楽しい1日をお過ごしください。