どうも!講師のHouichiです。今回は「デッサン・クロッキー・ドローイング。
結局何が違うの?」というテーマで話していきます。
なぜか、ネットや本、美術界隈ではデッサン、やクロッキー、ドローイングという言葉が
使われたりしますが、具体的な特徴や違いがよくわからないなってことはありませんか?
やっぱりなんとなくは分かるけど、はっきりした違いはよくわからない部分があると思います。
そこで今回は、ここを抑えれば大体OKというポイントと基準を伝えていこうと思います。
そしてまず前提として、これらの名詞は流動的なもので、人によって捉え方が変わってくる事が
多いということです。これを踏まえて、それぞれがどういう状況で
どういった意味を持つのかまで、把握できると良いかと思っています。
・デッサンとクロッキーの違い
・デッサンとドローイングの違い
・まとめ
・デッサンとクロッキーの違い

まずはデッサンとクロッキーの違いを見てみましょう。
一番シンプルな違いは、デッサンは正確性を重視したものや想像のものに関わらず、
しっかり陰影を詳細に描き込んだものです。一定の密度を担保したものをデッサンと言います。
具体的にはデッサンに関しては以下の5要素とプラスアルファ自由に記憶や想像力生かして描く力のことを指します。
1構図
描きたいイメージをどのように紙やキャンバスに配置するのか決める能力で、
画面全体のバランスをとる感覚が必要です。
2形
描きたいイメージを正確に描ける力で、多くの人が目指しやすいポイントでもあります。
3立体
ここがデッサンの最大の特徴の1つで、ものが陰影を持ってリアルに見せるための要素ですね。
4空間
立体が把握できたら、今度は前後の立体をしっかり、距離が感じられるように、
パースや空気遠近で調整できる力のことを言います。
5細部(完成度)
細部室や動き、渡って全体と辻褄を合わせつつ、完成度を高める力が必要です。
つまり、デッサンは今回紹介する3要素の中で、最も求められる要素が多いものと言えます。
ではクロッキーといえば、やはり、短時間に主に線によって対象の形態や印象を素早く
捉える方法で、目測で瞬発的にイメージを捉える力が必要です。
また多少陰影をつけたものもクロッキーと言われるので、クロッキーの1番の特徴はやはり、
短時間と言えます。大体1分から、20分ぐらいでかく線画に近いものがクロッキーといえます。
・デッサンとドローイングの違い

では次にデッサンとドローイングの違いといえば、やはり、自由度と言えます。
正直ドローインはデッサンとクロッキーを総括していう名詞で、すごく流動的です。
基本的に、語源は「線を引く」的な意味なので、線を使っていれば、なんでもドローイング
ということができます。なので意味合いがすごく広範囲で、色鉛筆やパステル、
水彩、油彩までもドローイングという事ができます。
つまり、デッサンの方が定義が明確で、ドローイングの方が定義が広いイメージですね。
やはり、心が動いて線を引いたものはドローイングということができるでしょう。
・まとめ

定義がわかると、表現の幅が広がったりします。クロッキーは陰影をつけてはいけない、や、
線を使って描いたらドローイングで、色塗りはしてはいけない、などの偏見が減ったりします。
普段から、こういった定義に疑問が湧いてきたら、調べたり、作品鑑賞を通して一般的な定義や
自分なりの解釈、見方の両方から判断してみてください。
最後までありがとうございます。